- From: Atsushi Shimono (W3C Team) <atsushi@w3.org>
- Date: Mon, 16 Oct 2023 15:37:06 +0900
- To: public-i18n-japanese@w3.org
Received on Monday, 16 October 2023 06:37:10 UTC
shimonoです On 2023/10/12 8:44, tajima@sanyosha.co.jp wrote: > 山本さま > > ありがとうございます。勉強になります。DTPの横組みの本だと稀に本文に斜体を使っているものがあったりしますが、あれはおそらく海外製ワープロソフトが日本向けバージョンでも同じ機能を搭載したことから来ているのかなと思っています。本来は書籍にする際には別の表現を採るべきなんでしょうね。 関連もそこまでなく半ば愚痴ではあるんですが、、、 テレビとか映像業界だと、全世界統一の字幕スタイル基準なるものがあるそうで、日本語にも適用するんだそうです。たとえば: https://partnerhelp.netflixstudios.com/hc/en-us/articles/215767517-Japanese-Timed-Text-Style-Guide#Italics (1.13. Italicsなんですがアンカーリンクだと上がヘッダで隠れるのですこしスクロールしてください。。) 例えば、画面に映らない登場人物のセリフとか、歌詞とかが「斜体」で表示すべきターゲットになるそうで。 で、もっとめんどくさい(?)ことに日本が好きなオープンキャプション(画像内に埋め込まれた字幕みたいな文章)とかがすでにある場合、字幕は縦書きにすべきという規定がある配信業者が多いようです。(英語とかは縦にしないはずだと思う、というか重ならない位置に配置すべしとなってるんですが・・・)なんで日本語(CKがどうかは議論にものらなかったので不明) そこで、その二つが魔合体すると、オープンキャプションを入れることが主流の日本のコンテンツに対しては「縦書きの斜体での字幕」というのがかなりの高頻度で発生することになる、と。 日本語ではそもそも斜体なんてなかったので、特に縦書きの斜体の書式なんてものに確固たる何かはない、という話をしても、いやーでもーずっと困ってるんだよねぇ、という話がよく出てきます。。 proportionalもそうですが、海外から持ち込まれてきた何か、はかなりありそうですよね・・・
Received on Monday, 16 October 2023 06:37:10 UTC