Re: JLReq のクラスと Eric の提案クラスとの比較

敏さま、木田さま、みなさま、
小林龍生です。

いやあ、力作ですねえ。
ぼくも、微力ながら、標準屋的な視点から、ちょっと驥尾に。

・JIS X 0213とJIS X 0208の符号位置(面区点位置、区点位置)を付け加えました。
・CITPCで村田さんが進めている、約物フォントの縦横の振る舞いの違いデータを付け加えました。調査結果の正立と横転のフォント数です。
・JIS X 0213の改正原案委員会やJSC2で議論になったり、JWTやJLreqで話題に上った記号類について、思いつくままに、メモを付加しました。
カラムの順番は、FileMakerでの作業を経ていることもあり、木田さんのオリジナルとは異なっています。CSVファイル(UTF-8)です。

やってみて、気付くこともありました。
・JIS X 0208とJIS X
0213とで、UCSとの対応付けの考え方に、根っこのところで大きな違いがあって、それが、さまざまな混乱の遠因の一つになっているのではないか。
・活版時代に、罫線(表罫や裏罫)を、(倍角ダーシなどの代わりに)本文中に埋め込むようなことをしていて(→敏さん、本当?)、JIS
X0208のシフトJISエンコーディングの時代に、似たようなことがあったのではないか。イコールを二重ハイフンの代わりに使ったり、WaveDashを変形長音記号として流用したり。
その点で、田嶋さんの「不本意ながら倍角ダーシの代わりに罫線素片を使っている」という発言は、大きな示唆を含むのではないか。
・JIS X
0213で追加された約物(二重ハイフンや歌記号など)について、元来原案開発委員会が想定していた使い方と、現状での使われ方/使われない方を比較してみると、何か見えてくるかも知れない。

ま、細かい議論は、明日のミーティングで、今後の方向性が出てから。


2020年11月23日(月) 13:27 Atsushi Shimono (W3C Team) <atsushi@w3.org>:

> 木田さま、みなさま
>
> On 2020/11/23 09:55, 木田泰夫 wrote:
> > みなさま、やっとできました(疲!)
> >
> > JLReq のクラスと Eric
> 提案のクラスの比較データを作りました。タブ区切りファイルなので、スプレッドシートにでも読み込ませると見やすいと思います。
> >
> > 私はここで息が切れたので、みなさま分析をぜひ。
>
> : : :
>
> > 私もまた来週には参戦しますが、それまでにみなさま分析をよろしくお願いしたく。
>
> 次回、定例(?)では来週火曜午前10時となりますが、それでよろしかったでしょうか(一応再確認&リマインダ
>
> zoom会議は前回と同じものをご利用いただければと思います。リンクが見当たらない方はDMでご連絡ください。
>
>
> よろしくお願いいたします
>


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KOBAYASHI Tatsuo(小林龍生)
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Received on Monday, 30 November 2020 00:14:02 UTC