Re: ラテン文字のボディの大きさ

小林さま、皆さま

定義をはっきりさせる方向に賛成です。
どの部分を、何と呼ぶか、できれば図解が欲しいところです。
ミーティングで、どなたかが「黒い部分」と言ってたように感じましたが、
仮想の余白もない、印字された文字の範囲を指す言葉でしょうか。
素人の私には、この言い方のほうがピンときました。

浦山

2025年7月4日(金) 8:25 Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>:

> 木田 様
> みなさま
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> 小林 敏 です.
>
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> ラテン文字のボディの大きさというか,高さについて,ルール違反かもしれませんが,GitHubでは,ちょっと議論しにくいというか,それ以前の議論としてMLで話題にしてみませんか.
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> 問題1 この文字の幅と高さをjlreq-dのドキュメントで和文とラテン文字を含めてなんと言うか
>
> A案 ボディ……現在書いているドキュメントで採用されている言い方
> つまり,ボディとは,文字を正立させた場合の文字の左右の大きさ(幅)と上下の大きさ(高さ)
>
> B案 左右の幅…字幅(これは現在書いているドキュメントでも使っている)
> 上下の高さ…文字の高さ
>
> つまり,字幅とか文字の高さについて,いちいち言うのが煩わしいから,単にボディといってしまおうというのがA案.ただ,字幅という言い方も併用する.
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> 問題2 文字の幅と高さ,特に“高さ”とは何か?
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>
> 文字の幅…字面+左右のサイドベアリングということで,これはフォントのそれぞれの文字にデータが保持されている.jlreq-dのドキュメントでは字幅と言っている.
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> 和文の文字の高さ…和文の場合,字面+上下の余白で,通常は字幅と同じである.
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> ここまではよいが,問題はラテン文字ではどうなるか,これを議論したい.縦組を考えた場合,どうしても文字の高さを決めないといけないから.
>
> ラテン文字の高さとは
>
> 例1 活字の例
> 一般に字面+上下のサイドベアリング(と言っていいのかわからないが,いくらかの余白というか,字面とボディの間の斜面の大きさ)
> ただし,例外的にボディより字面がはみ出していた例もあった.
>
> 例2 アッセンダーとデッセンダーの距離
> これは正しいのか? それしかデータはないのか.
>
> 例3 字面+左右のサイドベアリングでなく,字面+上下のサイドベアリング
>
> これは,横の発想を縦に流用したもの.これがあれば,大文字や小文字の長字や短字が混ざっても,縦組で,とりあえず字間に大きな乱れがない配置ができる.実際には,このようなデータはフォントは持っていない.ただ,これがあるといいよね,ということは言えるかもしれない.
>
> 例4 文字の高さは,文字サイズである.ただし,その文字サイズの中にアッセンダーの上のアキとデッセンダーの下のアキを同じにして配置する.
>
> つまり例1を言い直したもの.なお,この文字の高さのどこにベースライン,ミーンライン,キャップラインの位置をどこにするかについては,各フォントのデザインによる.
>
> 以上です.

Received on Thursday, 24 July 2025 08:51:32 UTC