Re: 全角の定義の再提案

木田泰夫 様
みなさま

 小林 敏 です.

  木田泰夫 さんwrote

>下のようなシナリオをもとに、動的に構成された仮想フォントも、ファイルとして静的に存在する、いわゆるフォント、も、同じものだとみなすべきだと考えます。
>
>例えば、A:「ヒラギノゴシック」というフォント、それを90%長体にした B:「ヒラギノゴシックコンデンスト」、また、A と B を組み合わせて、漢字にA、仮名にBを使った C:「ヒラギノハイブリッド」というフォントがあったとします。
>
>ある段落に対して、漢字に A、仮名に B を使った仮想フォントを適用するとします。この場合の組版と、その段落に対して C を適用した場合の組版は異なるべきでしょうか? おそらく同一であるべきでしょう。仮想フォントのシナリオで、 A と B に異なる「全角」を適用してしまうと、C とは結果が異なってしまいます。
>
>いかがでしょう?

どのような結果を期待するか? 木田さんは,どれを期待いたしますか?

AとBをそれぞれ指定
 漢字は文字サイズ,仮名は90%が全角
 それとも全部,文字サイズ?

A+Bでセットで指定
 全部が文字サイズ?
 それとも漢字は全角,仮名は90%か?

ちょっと違った面から

あるドキュメントに全角スペースが入っていると考えます.特に分ち書きの際には,その全角スペースが問題となります.

漢字と仮名が別フォントとすると,漢字と仮名の接点が問題になる.どう考えたらよいか? その全角スペースがどのフォントとして指定されていたかによる.こうなると,ある箇所は漢字に従い全角,ある箇所は仮名に従う,というようにもなるが,……

よくわからなくなってきた.

Received on Monday, 23 October 2023 22:41:01 UTC