- From: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Date: Wed, 11 Oct 2023 16:46:40 +0900
- To: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Cc: Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>, JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
> なお,話は変わるが,仮想ボディ(この言葉は,写植またはコンピュータ組版になじんでいる人は,ごく当然の用語として使っている)に対する,漢字と仮名に分けて,その字面のサイズについての面白いデータが,CITPCからPDF(“文字のかたち”,田原さんの仕事)として公開されている(ただし明朝体). > https://moji.or.jp/wp-content/uploads/2020/08/mojinokatachi_minchotaihen.pdf これ素晴らしいですね。ぜひゴシック版を。 津田さんがまとめられたデータがすごい。明朝の場合、漢字の字面面積が仮想ボディの80.6%-85.8%、ということは文字が正方形だとして仮想ボディの縦横寸法の90%-92.6%。とすると平均的な文字と文字の間の隙間は10%-7.4%。仮名の寸法は仮想ボディの 68%-79%と幅が大きく、文字間の全体的な印象はこちらの方が支配的になるのかな? 仮名は特に縦横の大きさが違うので、面積だけではなくて、縦横寸法の割合もあると嬉しいな、とか、色々眺めて楽しめますね。 木田 > 2023/10/11 16:01、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール: > > 木田 様 > 山本 様 > みなさま > > 小林 敏 です. > > 木田泰夫 さんwrote > >> スレッドの少し前の敏先生のコメントに関して質問です。山本さんかな? > > 文字サイズの実現 > > 活字:ボディがあるので,それがサイズ.どの程度の字面にするかは母型による.母型はサイズごとに準備されていた. > > 写植:文字盤の文字として17級または16級(写研とモリサワで異なった),これを拡大縮小レンズで比例的に拡大・縮小. > > コンピュータ:私は,わからないが,たぶん写植的と睨んでいる.つまり,ある決まったサイズのフォントデータがあり,あとは比率計算で拡大・縮小しているのでは? > > どなたか教えてください. > > なお,話は変わるが,仮想ボディ(この言葉は,写植またはコンピュータ組版になじんでいる人は,ごく当然の用語として使っている)に対する,漢字と仮名に分けて,その字面のサイズについての面白いデータが,CITPCからPDF(“文字のかたち”,田原さんの仕事)として公開されている(ただし明朝体). > https://moji.or.jp/wp-content/uploads/2020/08/mojinokatachi_minchotaihen.pdf > > 田原さん これのゴシック体編は考えていないんですか.
Received on Wednesday, 11 October 2023 07:46:58 UTC