Re: 全角幅送りの議論


> なお,話は変わるが,仮想ボディ(この言葉は,写植またはコンピュータ組版になじんでいる人は,ごく当然の用語として使っている)に対する,漢字と仮名に分けて,その字面のサイズについての面白いデータが,CITPCからPDF(“文字のかたち”,田原さんの仕事)として公開されている(ただし明朝体).
> https://moji.or.jp/wp-content/uploads/2020/08/mojinokatachi_minchotaihen.pdf


これ素晴らしいですね。ぜひゴシック版を。

津田さんがまとめられたデータがすごい。明朝の場合、漢字の字面面積が仮想ボディの80.6%-85.8%、ということは文字が正方形だとして仮想ボディの縦横寸法の90%-92.6%。とすると平均的な文字と文字の間の隙間は10%-7.4%。仮名の寸法は仮想ボディの 68%-79%と幅が大きく、文字間の全体的な印象はこちらの方が支配的になるのかな? 仮名は特に縦横の大きさが違うので、面積だけではなくて、縦横寸法の割合もあると嬉しいな、とか、色々眺めて楽しめますね。

木田

> 2023/10/11 16:01、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール:
> 
> 木田 様
> 山本 様
> みなさま
> 
>  小林 敏 です.
> 
>  木田泰夫 さんwrote
> 
>> スレッドの少し前の敏先生のコメントに関して質問です。山本さんかな?
> 
> 文字サイズの実現
> 
> 活字:ボディがあるので,それがサイズ.どの程度の字面にするかは母型による.母型はサイズごとに準備されていた.
> 
> 写植:文字盤の文字として17級または16級(写研とモリサワで異なった),これを拡大縮小レンズで比例的に拡大・縮小.
> 
> コンピュータ:私は,わからないが,たぶん写植的と睨んでいる.つまり,ある決まったサイズのフォントデータがあり,あとは比率計算で拡大・縮小しているのでは?
> 
> どなたか教えてください.
> 
> なお,話は変わるが,仮想ボディ(この言葉は,写植またはコンピュータ組版になじんでいる人は,ごく当然の用語として使っている)に対する,漢字と仮名に分けて,その字面のサイズについての面白いデータが,CITPCからPDF(“文字のかたち”,田原さんの仕事)として公開されている(ただし明朝体).
> https://moji.or.jp/wp-content/uploads/2020/08/mojinokatachi_minchotaihen.pdf

> 
> 田原さん これのゴシック体編は考えていないんですか.

Received on Wednesday, 11 October 2023 07:46:58 UTC