- From: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Date: Fri, 8 Sep 2023 22:26:19 +0900
- To: Yamamoto Taro <tyamamot@adobe.com>
- Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
Received on Friday, 8 September 2023 13:26:41 UTC
山本さん、敏先生 & all、 今までの議論の結果を下のようにまとめられるでしょうか? A. 漢字と仮名が全て等しい幅を持つとしてデザインされている日本語書体(ここで等幅書体とよぶ)は、ベタ組みを基準としてデザインされている。よって組版においても、ベタ組みを達成できる手段のあることが重要である。 Q: 等幅書体に限らずどんなフォントでもベタ組みが基本と言えますか? 例えば漢字と仮名の幅が異なる AXIS Condensed/Compressed や、全ての文字の幅が異なる真にプロポーショナルな書体も、デザインするときに基準とした字間がありますよね B. 等幅書体を使い、かつ非全角要素、禁則やルビなどによって行の調整の入る行が例外的であるとみなせる場合、下の二つの方法が両方とも可能なことが望ましい: B1. 両端揃えにし、Aを達成するため行長は等幅の整数倍にする。これは日本語の書籍などで伝統的に行われている方法である。 B2. 行頭揃えにする。行長は任意。ただし、行頭揃えの場合に問題となりうることは xyz。 Q: アケ組み、ツメ組みの場合、その幅の整数倍、となりますか? C. 等幅書体でない場合、または、非全角要素、禁則やルビによって行の調整の入る行が例外的でない場合: C1. 行頭揃えにする。行長は任意。 パラグラフに渡った調整が可能な場合、上記 B の例外的な行や、C の処理に新たな可能性があるでしょうか? 木田
Received on Friday, 8 September 2023 13:26:41 UTC