Re: simple-ruby ドキュメント



> 2023/05/22 12:40、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール:
> 
> 木田泰夫 様
> みなさま
> 
>  小林 敏 です.
> 
>  木田泰夫 さんwrote
> 
>> simple-ruby の内容に二点、疑問が出てきました。
> 
> 簡単な方から
> 
>> 二つ目の疑問点ですが、掛ける処理を和字間隔 cl-14 に対してニ分まで許すと、和字
>> 間隔を挟んで二つのルビが真ん中で衝突してしまう可能性があると思いますが、いか
>> がでしょうか。
> 
> これは,許容する.
> 
>  妹(いもうと)の俤(おもかげ)
> のように,親文字の間に別の文字がある場合は,許容できないが,中間に文字はないので,これはこれでよいとする.

なるほど! 確かに、空白の左右からぶつかっても、読みとして破綻しませんね。一言メモを入れておきます。#92


> 熟語ルビの扱いについて
> 
> 熟語ルビでは,ループになるのが問題ということですが,例えば,
> 
> 縦横無尽(じゅうおうむじん)の場合
> 
> 以下の4つのセットを用意しておき,行末で配置できるものを使用するということにすれば簡単になりませんか.(熟語ルビの字数は,多くても4字,6字という例もあるが,例は少ない.ラテン文字の文綴でも似たような処理しているのではないか.)
> 
> 縦横無尽(じゅう/おう/む/じん)
> 縦横無(じゅう/おう/む)+尽(じん)
> 縦横(じゅう/おう)+無尽(む/じん)
> 縦横無尽(じゅう)+横無尽(おう/む/じん)

この全てをレイアウトして用意しておくのはループの最悪の場合をいつでも繰り返すのと同じかもしれません。


> ところで,simple-rubyは,JLReqのルビが複雑なので,どこまで簡単にできるか,ということでスタートした.2点だけがシンプルになっていない.1点か空白に掛ける問題と,熟語ルビです.これをやめれば,実にシンプルになる.そこまで,私が思いきれなかったということです.そうであれば,別に私がいうことではないのではとも思ったからです.
> 
> ですので,可能なら,なんとか熟語ルビは,残しておきたい.熟語ルビも,実をいうと,現在の熟語ルビの処理からは,simple-rubyは,かなり簡略にしている.ですので,それを,さらに簡略にすることは,残すということから,ある意味でやむをえない.
> 
> 木田さんの簡略案の
> a) 全体が入らない場合は、全体をモノルビの列として扱う.
> b) 熟語ルビがグループルビになる場合は折り返さず,モノルビの列になるときには折り返せる.
> 
> いずれも一長一短がある.ただし,熟語ルビは,親文字は2字であることが多い.3字以上は,それほど多くない.3字以上の場合に,aでは2字や3字と分離されたものが問題となるが,グループルビの処理になる場合に分割できないのもつらい.
> 
> このように考えると,aの方がよいように思われる.

了解です。

本当にこれで処理が簡略になるのか、Natさん、石井さん、いかがでしょう?

木田

Received on Monday, 22 May 2023 06:02:29 UTC