Re: simple-ruby ドキュメント

木田泰夫 様
みなさま

 小林 敏 です.

以下の2案ですけれど,いろいろと考えると,両方ともなんらかの問題がでます(ちょっときつい表現ですが,中途半端なように感じます).ですので,熟語ルビの処理を簡略にするということであれば,いっそのこと,すべて“分割禁止”としてもよい(ただし,注記で“JIS X 4051では分割可としている”という記述を入れたい).熟語ルビは,熟語を単位として,できるだけ扱いたいという考えなので,すべて“分割禁止”という考え方も採用できる.

また,熟語ルビを“分割禁止”とすれば,2段階による処理という考え方が生かされます.

以上,ご検討ください.

>> 木田さんの簡略案の
>> a) 全体が入らない場合は、全体をモノルビの列として扱う.
>> b) 熟語ルビがグループルビになる場合は折り返さず,モノルビの列になるときには
>> 折り返せる.
>> 
>> いずれも一長一短がある.ただし,熟語ルビは,親文字は2字であることが多い.3
>> 字以上は,それほど多くない.3字以上の場合に,aでは2字や3字と分離されたもの
>> が問題となるが,グループルビの処理になる場合に分割できないのもつらい.
>> 
>> このように考えると,aの方がよいように思われる.
>
>了解です。

Received on Tuesday, 23 May 2023 06:31:53 UTC