- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Wed, 17 Aug 2022 12:05:38 +0900
- To: Yasuo Kida <kida@mac.com>, Yamamoto Taro <tyamamot@adobe.com>
- Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
Yasuo Kida 様 小林 敏 です. Yasuo Kida さんwrote > 日本語では電算写植で良さそうですね。 これでいいと思います. ただ,日本語では,いろんな用語が使用されていて,しかも,きちんと定義されていたとはいえないので,私は,コンピュータを利用して組版しているので,“コンピュータ組版”という用語をよく使用しています(これにはDTPも含まれます). 一般には,専用システムとして入力・編集・組版・出力までの行うものでも,“電算写植”という用語がよく使用されていました.他に手動写植機でもコンピュータを内蔵するものがあるので,“電算植字”という用語も一部で使用されていました. また,大日本印刷,凸版印刷では,専用システムとしては,“CTS”(Computer Typesetting System)というような呼び方をしていました.このシステムでは,組版以外にデータ処理なども行っていたようです. また,一時,システムでなく,専用システムよりは簡易で入力・編集・組版がひとつのマシンになっていた“電子組版(システム)”とよばれるものもありました.日本電 気漢字システム“N-5170”や富士通の“IPS”などです. ですので,日本語としては,なかなか一定できないのが現状かとも思っています.
Received on Wednesday, 17 August 2022 03:38:58 UTC