Re: JIS X 4051:2004 日本語文書の組版方法は廃止すべき?

 shimonoです

On 2022/08/16 18:29, Yasuo Kida wrote:
> 体調、大丈夫ですか? 暑くて体力が落ちるのでくれぐれもご自愛ください。

 +1
 どうぞ水分補給などのほどを。。


>> JLreqによってJIS X 4051が不要になったわけではなく、JIS X 4051にしかない記述にJLreqも頼っているという私の理解は正しいでしょうか?
> 
> 
> JLReq の記述が X 4051 に依存しているところがあれば、それを取り除くのは可能ですから、そのために存続させる意味は大きくないように思います。ただ、JIS X 4051 にしかない記述含め、「もう一つのリファレンス」として存在の意味はあるかもしれませんね。
> 
> また、初期の JLReq にとって、権威づけという意味で X 4051 が必要だったように思いますが、その点の意味はもうありますまい。JLReq は十分に権威づけられましたし、今 X 4051 が廃止されてもそれは変わらないように思います。英語読者、つまり世の中のほとんどのエンジニアにとっては、日本語組版の拠り所は英語版のない X 4051 ではなく、英語の JLReq です。X 4051の立場に立つと、英語版のないのが悔やまれますが、JLReq の母体となったという意味は大きいですね。

 JLreqがWG Noteということでnormative referenceにできない(はずですよね?)と思うと、すでに権威
付けはなされているとはいえ、ちゃんとした規格になっているJIS X 4051は重要なのかな、という気はしな
くはないところです。
 もっとも、記録という意味では、JIS X 4051にあるがJLreqで抜いた詳細(数項目位?)をJLreqに追加し
ておくというのは英語版という点では多少はあるのかもしれませんけれども。。


> JLReq-d を作っている我々にとって未来の X 4051ってなんでしょうね。役目を終えたもの? そのまま存続させたいもの? 未来に発展させたいもの?

 個人的には、これまでJLreqの議論の中でさんざん、xxの時代はどうだったからうんぬん、という振り返
りが出ていることを思うと、ある時代のスナップショットとか、いろいろな機構の歴史的経緯とその変化理
由の記録、というのは、未来に発展させていくライブな仕様書以外にも重要なのではないかという感を受け
ています。
 よく見聞きする、仕様書の文章と同じくらいその生成過程が重要なのだ、という話なのかもしれませんが。


>> 2022/08/16 17:49、MURATA <eb2mmrt@gmail.com>のメール:
>> さて、JISの5年見直しで、JIS X 4051をどうするのかの
>> 問い合わせがSC34専門委員会に来ました。

 そうか、、ISOと同じく5年があったんですね・・・(門外漢なもんでプロセスへの理解があまりなく><

Received on Tuesday, 16 August 2022 16:31:38 UTC