- From: 田嶋 淳 <junetaj@gmail.com>
- Date: Thu, 28 Jul 2022 13:03:26 +0900
- To: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Cc: MURATA Makoto <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>, Yasuo Kida <kida@mac.com>, JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
みなさま 最近は結構初学者向けの本で目にしたりしました。例としては1のものですかね。 *************************************** (株)三陽社 メディア開発室 http://www.sanyosha.co.jp/ 田嶋 淳 tajima@sanyosha.co.jp ※ブログ運営中です。 ご意見をいただければ幸いです。 http://densyodamasii.com/ *************************************** > 2022/07/28 12:41、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール: > > みなさま > > 小林 敏 です. > > 両側ルビをどうするか,私は判断する立場ではないのですが,実際に見た例を示しておきます.2は,中公新書で何回か見ている. > > 1 2つ以上の読みがある例 > 五経 ごきょう,ごけい > 定家 さだいえ,ていか > 下司 げす,げし > 大王 おおきみ,だいおう > > 2 読み方が変化した例 > 白村江 はくそんこう,はくすきのえ > 新羅 しんら,しらぎ > 百済 ひゃくさい,くだら > 昔は後ろの読みが一般的でしたが,最近は前の読みに変わったようです.今はその過渡期で,両方を示さないといけないということか? > > 3 漢字の読みを示す+片仮名で別表記を示す > いくつか見た例があるが,メモしなかったので覚えていない. > > 4 漢字の読みを示す+その言葉の説明を示す > これもいくつか見ているが,メモしなかったので覚えていない.明治時代の出版物にいくつか例がある(探してみます). > > なお,補足すれば,私の仕事をしていた時期の両側ルビは,ほぼゼロといってよく,逆に,古い明治時代の出版物では目にすることがある.そして,最近は,それなりに目にするようになった.
Received on Thursday, 28 July 2022 04:09:19 UTC