- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Thu, 28 Jul 2022 12:41:47 +0900
- To: MURATA Makoto <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>, 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
みなさま 小林 敏 です. 両側ルビをどうするか,私は判断する立場ではないのですが,実際に見た例を示しておきます.2は,中公新書で何回か見ている. 1 2つ以上の読みがある例 五経 ごきょう,ごけい 定家 さだいえ,ていか 下司 げす,げし 大王 おおきみ,だいおう 2 読み方が変化した例 白村江 はくそんこう,はくすきのえ 新羅 しんら,しらぎ 百済 ひゃくさい,くだら 昔は後ろの読みが一般的でしたが,最近は前の読みに変わったようです.今はその過渡期で,両方を示さないといけないということか? 3 漢字の読みを示す+片仮名で別表記を示す いくつか見た例があるが,メモしなかったので覚えていない. 4 漢字の読みを示す+その言葉の説明を示す これもいくつか見ているが,メモしなかったので覚えていない.明治時代の出版物にいくつか例がある(探してみます). なお,補足すれば,私の仕事をしていた時期の両側ルビは,ほぼゼロといってよく,逆に,古い明治時代の出版物では目にすることがある.そして,最近は,それなりに目にするようになった.
Received on Thursday, 28 July 2022 03:44:22 UTC