- From: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Date: Fri, 29 Jul 2022 10:13:02 +0900
- To: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
では… まだ使われているものをここの判断で要らないなどと言えないですよね。 jlreq-d では、まずは片側のルビについて説明して、それとは分けて高度な組版を説明するセクションで説明しますかね。極力シンプルな形で。また頻度の低いことは説明しても良いでしょう。どうでしょう。 木田 > 2022/07/28 13:09、田嶋 淳 <junetaj@gmail.com>のメール: > > みなさま > > 最近は結構初学者向けの本で目にしたりしました。例としては1のものですかね。 > > > *************************************** > (株)三陽社 > メディア開発室 > http://www.sanyosha.co.jp/ > > 田嶋 淳 > tajima@sanyosha.co.jp > > ※ブログ運営中です。 > ご意見をいただければ幸いです。 > http://densyodamasii.com/ > *************************************** > > > >> 2022/07/28 12:41、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール: >> >> みなさま >> >> 小林 敏 です. >> >> 両側ルビをどうするか,私は判断する立場ではないのですが,実際に見た例を示しておきます.2は,中公新書で何回か見ている. >> >> 1 2つ以上の読みがある例 >> 五経 ごきょう,ごけい >> 定家 さだいえ,ていか >> 下司 げす,げし >> 大王 おおきみ,だいおう >> >> 2 読み方が変化した例 >> 白村江 はくそんこう,はくすきのえ >> 新羅 しんら,しらぎ >> 百済 ひゃくさい,くだら >> 昔は後ろの読みが一般的でしたが,最近は前の読みに変わったようです.今はその過渡期で,両方を示さないといけないということか? >> >> 3 漢字の読みを示す+片仮名で別表記を示す >> いくつか見た例があるが,メモしなかったので覚えていない. >> >> 4 漢字の読みを示す+その言葉の説明を示す >> これもいくつか見ているが,メモしなかったので覚えていない.明治時代の出版物にいくつか例がある(探してみます). >> >> なお,補足すれば,私の仕事をしていた時期の両側ルビは,ほぼゼロといってよく,逆に,古い明治時代の出版物では目にすることがある.そして,最近は,それなりに目にするようになった. >
Received on Friday, 29 July 2022 01:13:29 UTC