- From: Atsushi Shimono (W3C Team) <atsushi@w3.org>
- Date: Wed, 19 Jan 2022 15:16:47 +0900
- To: public-i18n-japanese@w3.org
Received on Wednesday, 19 January 2022 06:16:53 UTC
shimonoです On 2022/01/19 13:03, Kobayashi Toshi wrote: >> 不透明では問題が出る可能性があるという懸念はわかりますが、 >> 透明にしてしまうと、第二レベルの処理で、基底ルビボックスの >> なかに前後のテキストをめり込ませるという処理が可能に >> なってしまいます。これはルビのほうが長い場合にはあり得る >> シナリオです。これは出来ていいんですか? >> >> 村田 真 > > 基底ルビボックスのなかに前後のテキストというか,具体的に形がある文字をめり込ませるということは,このドキュメントでは認めていません.しかし,括弧類の前後や句読点の後ろにあるアキには,基底ルビボックスが掛かってよい,というか重なってよいとしています. > > アキですので,句読点などの字幅を全角と考えれば,めりこんでいるともいえるし,半角と考えれば,いなともいえる.いってみれば,アキは有効に利用しようということです. > > 基底ルビボックスを透明化したいというもう一つの目的は,その中身の配置関係は手を加えないのですが,その中身がわからないと,基底ルビボックスを行に配置する際に,その行での位置が決まらないという点です. 横からすみません。 中身まできちんと見ないといけないという理屈がいまいちよくわからないです。 基底ルビボックスを含めて、すべての文字や何かの塊(Ideographic characterなら1文字が一つの塊 として)は、行の中の方向で配置するときには文字クラスを参照してあき(の詰め・あけ)処理をどう するかを判断する、という議論だったと思います。基底ルビボックスみたいな塊も?といわれるかもし れませんが欧文の塊とか数式の塊の時の議論と同じかと思います。 という方向からすれば、単純に基底ルビボックスには文字クラスが2つあるというだけなのではない のでしょうか。ルビ文字が親文字からはみ出している場合は前後のアキは詰める分類になり、同じサイ ズかルビ文字の方が短い場合はアキはそのままの分類、というきっぱり明確に区別できるのではないか と思っていたのですが。(行頭・行末も含めて)
Received on Wednesday, 19 January 2022 06:16:53 UTC