- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Wed, 19 Jan 2022 16:30:11 +0900
- To: "Atsushi Shimono (W3C Team)" <atsushi@w3.org>, public-i18n-japanese@w3.org
下農 様 みなさま 小林 敏 です. "Atsushi Shimono (W3C Team)" さんwrote > shimonoです > 横からすみません。 > 中身まできちんと見ないといけないという理屈がいまいちよくわからないです。 > > 基底ルビボックスを含めて、すべての文字や何かの塊(Ideographic characterなら >1文字が一つの塊 >として)は、行の中の方向で配置するときには文字クラスを参照してあき(の詰め・ >あけ)処理をどう >するかを判断する、という議論だったと思います。基底ルビボックスみたいな塊も? >といわれるかもし >れませんが欧文の塊とか数式の塊の時の議論と同じかと思います。 > という方向からすれば、単純に基底ルビボックスには文字クラスが2つあるというだ >けなのではない >のでしょうか。ルビ文字が親文字からはみ出している場合は前後のアキは詰める分類 >になり、同じサイ >ズかルビ文字の方が短い場合はアキはそのままの分類、というきっぱり明確に区別で >きるのではないか >と思っていたのですが。(行頭・行末も含めて) インライングラフィックを考えた場合,横組で考えれば,行の天地中央に配置するのがデフォルトです.これに対し“基底ルビボックス”では,行の天地中央に配置しないで,“基底ルビボックス”の中にある親文字をその行のしかるべき位置に配置することが必要になるということです. また,一般に“基底ルビボックス”とその前後にくる文字の字間にはアキはありません.しかし,はみ出しが親文字サイズに1/4以下の場合,親文字がラテン文字の場合は,“基底ルビボックス”の前後にくる文字との間は,指定にしたがって空けないといけない. この問題は仮想文字クラスを考えた場合,“基底ルビボックス”が仮想クラスに該当します.が,その内容によって,ふるまいが変わってくるということになる.ちょっと困ったな,と以前から考えているのですが,….問題は先送りしているという段階です.ルビのまとまりの仮想クラスについて,その内容によって,例えば,以下のように分けるのかなあ?(この問題はJIS X 4051でもJLReqでも解決されていません.) はみ出しが親文字サイズの1/4以上ある はみ出しが親文字サイズの1/4未満であり,親文字がラテン文字以外 はみ出しが親文字サイズの1/4未満であり,親文字がラテン文字 なお,内容や組み合わせによっていろいろとあるよ,いう例は,他にもあります.この場合は,JIS X 4051では場合分けをし,JLReqでは注でくどくどと記述を追記している方法をとっています.
Received on Wednesday, 19 January 2022 07:31:38 UTC