- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Thu, 18 Nov 2021 13:54:12 +0900
- To: public-i18n-japanese@w3.org
下農 様 小林 敏 です. "Atsushi Shimono (W3C Team)" さんwrote >質問 >・熟語ルビ4)の中の漢字に1/2まで掛けるのは、熟語ルビの中で、と明示しておいた方 >がいいでしょうか? > (明示しなくても当然!というのはあるにせよ) 和文では,冒頭に“(4)熟語内では,…”とあるので,よいと思ったのですが,明確にするために,以下に改めましょう(手抜きの説明はよくないですね).【】内が修正 【熟語内で各親文字と対応するルビが親文字からはみ出した場合,熟語内における前後の別の】漢字に親文字サイズで1/2まで掛かってよい【が,各親文字と対応するルビ1字は少なくとも該当する親文字に掛かっていないといけない,という処理を行う.】この方式では,…… 以下は,余分な説明, 例文:は顔料又は ルビ:がんりよう と,あった場合, 1)がんりよう 全体でルビは1字はみ出し 2)前後を見ると,後ろは不可,(後ろへのはみ出し優先) 3)次に前にはみ出し可能 4)しかも,“り”は“顔”に掛けてよい. 3)以上の結果,下のようになる. “は”に“が”を掛け,“顔”に“んり”を掛け,“料”に“よう”を掛ける. 例文:は居候又は ルビ:いそうろう 1)いそうろう 全体でルビは1字はみ出し 2)前後を見ると,後ろは不可, 3)前にはみ出し可能 4)しかし,“い”を“は”に掛けると,“居”の字に1字も掛からなくなる. 5)それではと, “居”に“いそ”を掛ける.でも,ルビ1字分のスペースが不足. 6)“候”の前後を四分空ける. >英語版の書きぶり >・モノルビなどの「後述の2」は全て対応する前後に掛ける処理か行頭行末処理のどち >らかへの参照に置き換えました >・モノルビの最後の文中の「すべての方法で後述の2」の全てのはこの節に挙げた3つ >としました 上の件,了解.なお,和文でいえば,“この節”でなく,“この項”となりますが. 見出しのレベルは,章ー節ー項 以上,よろしくお願いいたします.
Received on Thursday, 18 November 2021 04:59:17 UTC