- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Wed, 03 Nov 2021 13:58:46 +0900
- To: "Atsushi Shimono (W3C Team)" <atsushi@w3.org>, public-i18n-japanese@w3.org
下農 様 みなさま 小林 敏 です. "Atsushi Shimono (W3C Team)" さんwrote > shimonoです > ># 0930頃までは意識があった(時間は推定)のですが、、、すみませんでした>< ># simple-rubyをあらかた片づけて、と思いつつ、間に合わずしかも撃沈したとい >う・・・ あはは,たぶん,そうだろうと思っていました.あまり無理をしないでください.(木田さんが倒れていなければよいが,と心配されていました.) それから,いろいろとコメント,ありがとうがざいます.どこが説明不足か,反省するのによいコメントでした. C-a) C-#44-3 > うーん、、意図的なところを慮って残すとすると、、 >NOTE: Examples by historical complex rules on ruby annotations that are wider >than the base text >とかありかなとも思いました。。歴史的な複雑な規則、と書いちゃった方がsimple- >rubyと別なもの >とも強調できるかな、という意図で。 そうではないんだなあ.ルビは,条件が様々で,それなりに複雑なルールを決めても,100%満足なものはできなんだ,ということを言おうとした.だったら簡単でいいのでは,ということを言おうとしたのですが…….以下のように書き直す. 複雑な処理となる例 できるだけ字間を空けないという条件を満たすために,親文字からはみ出したルビを漢字には掛けないが,仮名には掛ける,とする処理方針がある.しかし,前後が同じ仮名又は漢字となる場合はよいとしても,親文字の前が仮名で,後ろが漢字といったときに,ルビ文字の字数によっては見た目のバランスを壊す場合も出てくる(モノルビの例を図1に示す,上側が漢字には掛けないが,仮名に掛けるとした方針で処理した例).グループルビでも,同様である(図2参照).こうした問題を解決するためには,ルールをさらに追加しないといけない(活字組版では個別箇所のケースに応じて配置位置を工夫していたので,その箇所ごとに適当に処理できた). また,ルビ文字が片仮名の場合,単語としてのまとまりがあり,前後の仮名にも掛けないという処理方法もあった(実際にも,ルビの字数によっては,仮名にも掛けないとした方が見た目のバランスはよい(図3参照,下側が仮名に掛けないとした方針で処理した例).これを実現するためにも,さらなるルールの追加が必要となる. こうした複雑さは,“できるだけ字間を空けないという条件”は満たさないが,前後の仮名にも,はみ出したルビは書けないという単純なルールにすれば解決できる. > C-c) C-#44-6 > あ、、ルビのブロック内でのアキではなく、ルビのブロックとその隣の本文の文字 >との間の処理はど >うしてるんだ?という指摘なのでしょうか、というつもりでした。親文字の前後にア >キがというよりは。 ちょっと意味が不明なんですが. まず,先に送った書き直した文にも意味がありますから,そのように直してください. 次に,下農さんの意図は,以下かな? ルビと親文字全体を親文字群ということにして,その親文字群が行中,行頭又は行末にどう配置するか,ということですか.行頭と行末は,ここで書いた.で,問題は行中ですが,この問題は親文字からのルビのはみ出しで解説している.当然,本文では,親文字とその前後は空きます.これは特別にいわなくてもわかると思うし,図をみればわかる. さらに,行の調整処理では,空ける場合は,可能です.詳しくはJLReqの“附属書E 行の調整処理で空ける処理が可能な箇所”,またはAPL報告書の“簡便な行組版ルール(案)”にある“表3 行の調整処理で空ける処理が可能な箇所”を見てください. > C-d) C-#44-7 > ここの"【. →"は最後の句点を取って文章を繋げて追加、という解釈で大丈夫で >しょうか? そうです.
Received on Wednesday, 3 November 2021 05:00:35 UTC