Re: simple-ruby wide reviewへの対応_C-#44-3, C-#44-4, C-#44-6, C-#44-7



On 2021/11/03 13:58, Kobayashi Toshi wrote:
>   C-a) C-#44-3
>>  うーん、、意図的なところを慮って残すとすると、、
>> NOTE: Examples by historical complex rules on ruby annotations that are wider
>> than the base text
>> とかありかなとも思いました。。歴史的な複雑な規則、と書いちゃった方がsimple-
>> rubyと別なもの
>> とも強調できるかな、という意図で。
> 
> そうではないんだなあ.ルビは,条件が様々で,それなりに複雑なルールを決めても,100%満足なものはできなんだ,ということを言おうとした.だったら簡単でいいのでは,ということを言おうとしたのですが…….以下のように書き直す.
> 
> 複雑な処理となる例 できるだけ字間を空けないという条件を満たすために,親文字からはみ出したルビを漢字には掛けないが,仮名には掛ける,とする処理方針がある.しかし,前後が同じ仮名又は漢字となる場合はよいとしても,親文字の前が仮名で,後ろが漢字といったときに,ルビ文字の字数によっては見た目のバランスを壊す場合も出てくる(モノルビの例を図1に示す,上側が漢字には掛けないが,仮名に掛けるとした方針で処理した例).グループルビでも,同様である(図2参照).こうした問題を解決するためには,ルールをさらに追加しないといけない(活字組版では個別箇所のケースに応じて配置位置を工夫していたので,その箇所ごとに適当に処理できた).
> また,ルビ文字が片仮名の場合,単語としてのまとまりがあり,前後の仮名にも掛けないという処理方法もあった(実際にも,ルビの字数によっては,仮名にも掛けないとした方が見た目のバランスはよい(図3参照,下側が仮名に掛けないとした方針で処理した例).これを実現するためにも,さらなるルールの追加が必要となる.
> こうした複雑さは,“できるだけ字間を空けないという条件”は満たさないが,前後の仮名にも,はみ出したルビは書けないという単純なルールにすれば解決できる.

 確認の途中でこちらの更新が抜けていることが発覚しましたので
https://github.com/w3c/simple-ruby/pull/65/files

を更新しました。

Received on Monday, 29 November 2021 06:21:49 UTC