- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Wed, 06 Oct 2021 11:52:49 +0900
- To: Koji Ishii <kojii@chromium.org>
- Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
石井 様 小林 敏 です. ご参考までに,日本語約物の要件の“送り”という用語について,いくつか案を考えてみました. A案:現在のまま. “送り”とい用語が定義されていないので,意味がややあいまい. B案:“送り”という用語を定義する. 結構面倒であり,また,JLReqとの整合性がなくなる. C案:JLReqの用語を用いて説明し,JLReqへの参照を付ける. たぶん,多くの人はJLReqを参照しない可能性があり,石井さんの心配するように意味を互解する人が出る可能性がある. D案:説明を簡単というか,以下のようにする. 括弧や句読点など,約物等(全角空白があるので等を付ける)が連続した場合,アキ(空白といってもよい)を調整しないといけないケースがある(詳細はJLReqを参照).以下では,この調整を行う(“する”でもよい)処理を“約物等の連続時の調整を行う処理”,この調整処理を行わない場合を“約物等の連続時の調整を行わない(“しない”でもよい)処理”という. D案の欠点は,どう処理するか不明である,ということと,説明の用語が長い.であるが,前者は,調整した例と調整しない例を示せばよい.例を示せば,ほぼわかる(わからなければJLReqを参照すればよい). このドキュメントは,約物の字間の調整をどう行うかの説明は,あくまで前提であり,くわしく説明する必要はないので,D案のような形式でもいいように思います.D案では,全角,半角,ベタという用語は使用しません.
Received on Wednesday, 6 October 2021 03:28:11 UTC