- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Wed, 06 Oct 2021 08:26:34 +0900
- To: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
みなさま 小林 敏 です. 少し,以下につて補足しておきます. 以下のB, CとAのaは,アキとアキが連続するので,見た目で,規定のアキより大きくなってしまう.そこで,調整が必要になる. これに対し,Aのb, cは,理由が異なります. 句読点の前,括弧類の内側は,それに連続する文字との接続の関係が強い.そこで句読点の前,括弧類の内側にはアキを入れることは,特別の場合(ルビのはみ出しが多い等)を除き,アキを入れたくないのです.ですので,行の調整処理の空ける調整でも,調整の優先順位でできるだけ後にしているのです.Aのb, cでは,前又は後ろに配置する括弧そのものがアキを持っているので,句読点の前,括弧類の内側は空けないという原則を実現するために調整が必要になるということです. 以上です. Kobayashi Toshi さんwrote >約物が連続し,字間の調整を必要とするケースは,大きく分けると,以下の3つがある. >A 句読点や括弧類(以下,句読点と括弧類を併せて括弧類等という)が連続する場合 >B 中点類と括弧類等が連続する場合 >C 全角スペースと括弧類等が連続する場合 >問題はAである.ただし,Aは以下の4つのケース(実例が考えられるのは3つ)がある >が,問題はaのケースだけである.(なお,句読点は“終わり”に含める.) >a 終わりの括弧類等の後ろに,始めの括弧類等が連続 >b 始めの括弧類等と,始めの括弧類等が連続 >c 終わりの括弧類等と,終わりの括弧類等が連続 >d 始めの括弧類等の後ろに,終わりの括弧類等が連続
Received on Wednesday, 6 October 2021 03:28:13 UTC