- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Fri, 23 Jul 2021 12:43:51 +0900
- To: Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>, JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
Taro Yamamoto 様 小林 敏 です. ここでの見本ほどは離れていませんが,最近は,紙の書籍でも,親文字とルビの間が空いた例があります.最近は,行間が狭くなる傾向があり(これは私のような老人にはつらい),親文字とルビの間のアキは気になります.親文字との一体感が欠けるように思います.(これは,見慣れたものではないという慣習の影響もあるかもしれません.) ついでにいえば,最近の書籍の行間は,詰めすぎのように思います.(たぶん,今は組版代よりは用紙の費用や印刷費の原価での比重が高く,できるだけページ数を減らそうということかと推測しています.) Taro Yamamoto さんwrote >次のように、小林さんが書かれましたが、 > >>あと,見本を見て,ルビは行間の中心に配置しているのかな? 親文字とルビは行送 >>り方向で仮想ボディで接しているのが原則で,親文字と離れすぎのようです.Webで >>は,親文字とルビは行送り方向の位置が,どうかな,と思われる例を見かけます. > >最近、ブックデザイナーの一部にも、親文字とルビの間をベタで組まずに空けすぎる >傾向があるのを見かけます。指摘しても、「空いていた方が読みやすい」と言われる >こともあります。 > >私は、そう言われても、「いや、行間は親文字のボディサイズを基準に『読みやす >く』設定されているのだから、ルビが行間に深く入り込むと行の進行方向が視覚的に >妨げられて、分かりにくくなるのではないですか」と反論するのですが、多くの場合、 >私のコメントは受け容れられません。 > >私の個人的な感想まで。 > >山本 >アドビ
Received on Friday, 23 July 2021 03:44:48 UTC