- From: MURATA <eb2mmrt@gmail.com>
- Date: Mon, 5 Jul 2021 12:24:32 +0900
- To: Fuqiao Xue <xfq@w3.org>
- Cc: 木田泰夫 <kida@me.com>, JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
- Message-ID: <CALvn5EAQi_NdcK5Jq-7ab-ybM4rKuCdx08pdKcz3Gq61M-bR1w@mail.gmail.com>
確かに、言われてみると濁音と半濁音は弱視者には 災難でしょうね。 私はこの読みやすさについての研究は知りません。こんど、 慶應義塾で弱視者と付き合っている人に聞いてみます。 村田 真 2021年7月5日(月) 11:53 Fuqiao Xue <xfq@w3.org>: > 村田さん、 > > > On Jul 4, 2021, at 14:46, MURATA <eb2mmrt@gmail.com> wrote: > > > > 木田さん、 > > > > ご質問ありがとうございます。 > > > > 読むのに苦労している、特別なトレーニングを必要としている > > ということしか分かりません。 > > > > 確かに。フォントサイズの小さい濁音と半濁音は、区別がつきにくくなるケースも多いと思います。これについての研究はありますか?何かできることはあるかな? > > 薛(せつ) > > > 日本語の表記そのものを改善することを夢見ると、 > > 国語改革前の表記のほうが良いのではないかとか、 > > 「きゃ」の 合字で なんていうのを作るほうがいいの > > ではとか夢想は出来ます。実現するかどうかはともかく。 > > > > われわれに出来そうなことは禁則処理ぐらいじゃないかと > > 思うんですよ。 > > > > 村田 真 > > > > 2021年7月4日(日) 15:33 木田泰夫 <kida@me.com>: > > 混乱、というのはこれらの文字が読みにくいので、例えば代替えの表記の開発が望まれるとかそういうことですか? > > > > 木田 > > > > > 2021/07/04 15:17、MURATA <eb2mmrt@gmail.com>のメール: > > > > > > 皆さん、 > > > > > > 拗音・促音・長音がディスレクシアにとって、 > > > 混乱をもたらすものであることは間違いないようです。 > > > > > > 国内でデイジー教科書について利用者からの > > > アンケートをとるとき、これらについての > > > 質問が含まれています。漢字が読めないことや、 > > > 文節の区切りが分からないことほどではないですが、 > > > 拗音・促音・長音に困難を感じる利用者は5000名 > > > 近くおり、すべての利用者が14000名強ですから、 > > > 半分近くです。 > > > > > > ディスレクシアのためのトレーニングも工夫されている > > > のですが、それにも 拗音・促音・長音についてのものが > > > 含まれています。 > > > > > > さて、拗音・促音・長音の途中での改行は、割ける > > > べきことでしょうか?直接の証拠はないのですが、 > > > ディスレクシアにとって理解しにくいものであることは > > > 間違いないと思います。それ以外の人にとっても、 > > > 拗音・促音・長音の途中での改行は美しくないですよね。 > > > > > > -- > > > -- > > > 慶應義塾大学政策・メディア研究科特任教授 > > > 村田 真 > > > > > > > > -- > > -- > > 慶應義塾大学政策・メディア研究科特任教授 > > 村田 真 > > -- -- 慶應義塾大学政策・メディア研究科特任教授 村田 真
Received on Monday, 5 July 2021 03:26:23 UTC