Re: ディスレクシアにとっての拗音・促音・長音

村田さん、

> On Jul 4, 2021, at 14:46, MURATA <eb2mmrt@gmail.com> wrote:
> 
> 木田さん、
> 
> ご質問ありがとうございます。
> 
> 読むのに苦労している、特別なトレーニングを必要としている
> ということしか分かりません。
> 

確かに。フォントサイズの小さい濁音と半濁音は、区別がつきにくくなるケースも多いと思います。これについての研究はありますか?何かできることはあるかな?

薛(せつ)

> 日本語の表記そのものを改善することを夢見ると、
> 国語改革前の表記のほうが良いのではないかとか、
> 「きゃ」の 合字で なんていうのを作るほうがいいの
> ではとか夢想は出来ます。実現するかどうかはともかく。
> 
> われわれに出来そうなことは禁則処理ぐらいじゃないかと
> 思うんですよ。
> 
> 村田 真
> 
> 2021年7月4日(日) 15:33 木田泰夫 <kida@me.com>:
> 混乱、というのはこれらの文字が読みにくいので、例えば代替えの表記の開発が望まれるとかそういうことですか?
> 
> 木田
> 
> > 2021/07/04 15:17、MURATA <eb2mmrt@gmail.com>のメール:
> > 
> > 皆さん、
> > 
> > 拗音・促音・長音がディスレクシアにとって、
> > 混乱をもたらすものであることは間違いないようです。
> > 
> > 国内でデイジー教科書について利用者からの
> > アンケートをとるとき、これらについての
> > 質問が含まれています。漢字が読めないことや、
> > 文節の区切りが分からないことほどではないですが、
> > 拗音・促音・長音に困難を感じる利用者は5000名
> > 近くおり、すべての利用者が14000名強ですから、
> > 半分近くです。
> > 
> > ディスレクシアのためのトレーニングも工夫されている
> > のですが、それにも 拗音・促音・長音についてのものが
> > 含まれています。
> > 
> > さて、拗音・促音・長音の途中での改行は、割ける
> > べきことでしょうか?直接の証拠はないのですが、
> > ディスレクシアにとって理解しにくいものであることは
> > 間違いないと思います。それ以外の人にとっても、
> > 拗音・促音・長音の途中での改行は美しくないですよね。
> > 
> > -- 
> >  --
> > 慶應義塾大学政策・メディア研究科特任教授
> > 村田 真
> 
> 
> 
> -- 
>  --
> 慶應義塾大学政策・メディア研究科特任教授
> 村田 真

Received on Monday, 5 July 2021 02:53:16 UTC