Re: ディスレクシアにとっての拗音・促音・長音

木田さん、

ご質問ありがとうございます。

読むのに苦労している、特別なトレーニングを必要としている
ということしか分かりません。

日本語の表記そのものを改善することを夢見ると、
国語改革前の表記のほうが良いのではないかとか、
「きゃ」の 合字で なんていうのを作るほうがいいの
ではとか夢想は出来ます。実現するかどうかはともかく。

われわれに出来そうなことは禁則処理ぐらいじゃないかと
思うんですよ。

村田 真

2021年7月4日(日) 15:33 木田泰夫 <kida@me.com>:

> 混乱、というのはこれらの文字が読みにくいので、例えば代替えの表記の開発が望まれるとかそういうことですか?
>
> 木田
>
> > 2021/07/04 15:17、MURATA <eb2mmrt@gmail.com>のメール:
> >
> > 皆さん、
> >
> > 拗音・促音・長音がディスレクシアにとって、
> > 混乱をもたらすものであることは間違いないようです。
> >
> > 国内でデイジー教科書について利用者からの
> > アンケートをとるとき、これらについての
> > 質問が含まれています。漢字が読めないことや、
> > 文節の区切りが分からないことほどではないですが、
> > 拗音・促音・長音に困難を感じる利用者は5000名
> > 近くおり、すべての利用者が14000名強ですから、
> > 半分近くです。
> >
> > ディスレクシアのためのトレーニングも工夫されている
> > のですが、それにも 拗音・促音・長音についてのものが
> > 含まれています。
> >
> > さて、拗音・促音・長音の途中での改行は、割ける
> > べきことでしょうか?直接の証拠はないのですが、
> > ディスレクシアにとって理解しにくいものであることは
> > 間違いないと思います。それ以外の人にとっても、
> > 拗音・促音・長音の途中での改行は美しくないですよね。
> >
> > --
> >  --
> > 慶應義塾大学政策・メディア研究科特任教授
> > 村田 真
>
>

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慶應義塾大学政策・メディア研究科特任教授
村田 真

Received on Sunday, 4 July 2021 06:48:44 UTC