- From: Koji Ishii <kojii@chromium.org>
- Date: Mon, 5 Apr 2021 18:00:22 +0900
- To: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
Received on Monday, 5 April 2021 09:00:48 UTC
On Sun, Apr 4, 2021 at 8:31 PM 木田泰夫 <kida@mac.com> wrote: > ・この条件に外れる cl-01 > 文字が二つあります。クラス見直しの議論の際に、独自のコードポイントが必要ではないかとの議論になった「左シングル引用符」と「左ダブル引用符」です。これらは > U+2018, U+201C > ということになっていますが、これらのコードポイントは和文書体であってもプロポーショナルで実装されています。それは当然のことで、これらは英文で頻繁に使われる文字ですから、これらが全角になってしまうと、英文を作るのに使い物にならないフォントになってしまいます。現状の和文書体の実装を追認すると、U+2018/201C > は cl-01 から外れます。 > ご存知かもしれませんが、多くの和文フォントでは fwid <https://docs.microsoft.com/en-us/typography/opentype/spec/features_fj#tag-fwid> を適用すると和文用の引用符が使えます。昔チェックした和文ォントでは、幅だけじゃなくて縦位置も和字に合うように調整していたんですが、Notoで見ると、縦位置はあまり変わらないですね。 和文引用符は、ニュースや見出しでは割と多用されますが、あまりWebでfwidの使用例を見ません。欧文用の引用符を和文中で使う人が多いので、和文フォントの中の欧文用引用符の縦位置は、和文用に合わせてしまったのかもしれませんね。
Received on Monday, 5 April 2021 09:00:48 UTC