- From: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Date: Mon, 5 Apr 2021 18:02:32 +0900
- To: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
敏先生、 ピリオドの後ろは確かに悩ましいですね。ピリオドを英字の仲間に含めて前後どちらにもアキができるようにすることもできますが、もしそれで困る例があるなら、詰まっているのを空ける方が簡単なので、ベタの方が良いですかね。 > ついでに,これを縦組にする場合はどうするの?という問題がある.一般には以下にしている. 電子テキストにおいては、特にアクセシビリティを考えると、縦書きで書かれたものであっても横書きにできることが望ましいですよね。くの字点など横書きにできない文字もあるので、それも含め、何か文書にできると良いなと思いってます。あまり踏み込むと国語審議会の役目とぶつかってきますか? >> (ところで、記号約物の対語の日本語は何ですかね? Unicode では Letter と表され >> ています) > 私は聞いたことがない,どうしましょうか? 用語が欲しいところですね。既にありそうな気もしますが、誰に聞くのが良いんでしょうね。 木田 > 2021/04/05 17:07、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール: > > 木田泰夫 様 > みなさま > > 小林 敏 です. > > 木田泰夫 さんwrote > >> 記号はどの和欧文文字ともベタとなります。ベタになっては困る文字はあるでしょう >> か > > この問題,前からつらつら考えていたのですが,以下の例があります. > > 和文中に英語の文を挿入,末尾にピリオドが付く(この例はあまりない)が, > この場合,ピリオドの後ろの和文とのアキがベタはつらい.逆に四分アキも狭い > 感じがする.ある意味で例外的な配列だから,ここは何らかのスペースを入れて > 処理すればよい > > 次にそれなりにある例 > H. C. アンデルセン > アルフレッド T. マハン > アルフレッド・T. マハン とする例もあるが……形はよくない > この省略符のピリオドの配置法は,原則的には二分の字幅が望ましいといわれて > いるが,皆さん適当に処理している(なかには全角のピリオドを使った例もある > が,それはやめた方がよい).望ましくないが,ベタの例もある.これは,私は, > 以前に欧文の語間スペースをピリオドの後ろに入れれば解決するともいっていた > ことがある. > ここも,ある意味で例外的な処理が必要なので,個別に対応してもらえばいいか > なと思っている. > > ついでに,これを縦組にする場合はどうするの?という問題がある.一般には以 > 下にしている. > H・C・ アンデルセン > アルフレッド・T・ マハン > > 他方,パーレンなどはアキが入らない方が望ましいでしょう. > >> (ところで、記号約物の対語の日本語は何ですかね? Unicode では Letter と表され >> ています) > > 私は聞いたことがない,どうしましょうか? > >
Received on Monday, 5 April 2021 09:02:48 UTC