Re: 字間のため(だけ)のクラス、簡便化案

木田泰夫 様
みなさま

 小林 敏 です.

  木田泰夫 さんwrote

>記号はどの和欧文文字ともベタとなります。ベタになっては困る文字はあるでしょう
>か

この問題,前からつらつら考えていたのですが,以下の例があります.
 
 和文中に英語の文を挿入,末尾にピリオドが付く(この例はあまりない)が,
この場合,ピリオドの後ろの和文とのアキがベタはつらい.逆に四分アキも狭い
感じがする.ある意味で例外的な配列だから,ここは何らかのスペースを入れて
処理すればよい

 次にそれなりにある例
 H. C. アンデルセン
 アルフレッド T. マハン
 アルフレッド・T. マハン とする例もあるが……形はよくない
この省略符のピリオドの配置法は,原則的には二分の字幅が望ましいといわれて
いるが,皆さん適当に処理している(なかには全角のピリオドを使った例もある
が,それはやめた方がよい).望ましくないが,ベタの例もある.これは,私は,
以前に欧文の語間スペースをピリオドの後ろに入れれば解決するともいっていた
ことがある.
ここも,ある意味で例外的な処理が必要なので,個別に対応してもらえばいいか
なと思っている.

ついでに,これを縦組にする場合はどうするの?という問題がある.一般には以
下にしている.
 H・C・ アンデルセン
 アルフレッド・T・ マハン

他方,パーレンなどはアキが入らない方が望ましいでしょう.

>(ところで、記号約物の対語の日本語は何ですかね? Unicode では Letter と表され
>ています)

私は聞いたことがない,どうしましょうか?

Received on Monday, 5 April 2021 08:07:47 UTC