RE: Meeting notes 2020·12·01

小林龍生です。

いっそ、この本の担当編集者を引きずり込んだら?
イーストの下川さんに頼めば、何とかしてくれると思う。

-----Original Message-----
From: 木田泰夫 <kida@mac.com> 
Sent: Friday, December 4, 2020 2:56 PM
To: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
Subject: Re: Meeting notes 2020·12·01

> 小学館辞典編集部編“句読点、記号・符号活用辞典”(小学館,2007.9)


この本は素晴らしく良いですね。網羅的なだけではなく、説明が深く、似た用例の相互参照も整っています。それぞれの用法に用例がついています。記号や約物に対する愛を感じます。

これだけの用例が集まっているということは、そうは書いてありませんがコーパスを使っているんでしょうかね。

例えば濁点の説明は、①が通常の使い方、②に外国語 v の発音、③に通常濁点のつかない仮名に対する濁点の説明。②には、綴りが v でも発音が v とは限らないので注意、とか、③には、鼻詰まり、間の抜けた感じ、力を込めた感じ、と三つの用例が説明されていて読み物としても楽しめます。また濁点そのものの歴史についても軽く触れられています。

大変だろうけどデジタル化されないかなあ。この手の辞書的な本はデジタルで欲しい。

木田

> 2020/12/03 14:01、木田泰夫 <kida@mac.com>のメール:
> 
> 敏先生:
>> 小学館辞典編集部編“句読点、記号・符号活用辞典”(小学館,2007.9)という
>> 本が刊行されていて,Unicodeにある多くの記号を含め,その用法をかなりこま
>> かく調べて掲げています.この用法はどうかな?という事項もあるくらいです.
> 買いました!

Received on Friday, 4 December 2020 06:27:24 UTC