フォント関係いくつか

 shimonoです

 最近いくつかフォントに関するissueが上がっているのですが、それについてご意見をお聞かせくだ
さい。

 フォントのベースラインとem-boxについて、WHATWG/HTMLで
https://html.spec.whatwg.org/images/baselines.png
という図が
https://html.spec.whatwg.org/multipage/canvas.html#text-styles
の部分で示されていてこれについて他の記述と整合性がないじゃないか!というissueが
https://github.com/whatwg/html/issues/6157
にあげられています。
 個人的には、OpenTypeのideoの定義のようにideographic baselineはem-boxの下の境界線に(無理や
り?)相当する概念で、単純に図が間違っているだけだと思うのですが、修正のための何か参照資料と
して出せる図や資料などご存知な方いらっしゃいませんでしょうか?

 で、それに関連して、昔の活版の時代、em-boxの高さに収まるように英文字(半角・プロポーショナ
ルの両方、全角はem-box全体に合わせて?)のフォントがデザインされていて、縦書きの場合は全角は
そのまま、それ以外は単純に90度回転させて(回転後のem-boxの上下が縦書きのem-boxの左右に合致す
るように)配置していたのだと理解しているのですが、フォントデザインにおいて"高さに収まるよう
に"という中ではどのように基準線が赤経されていたかって何か資料ありませんでしょうか。
 JLreqに
https://github.com/w3c/jlreq/issues/246#issuecomment-738480046
という質問が来ているのですが、日本語の文字にベースラインなんて概念はないので、ベースライン
がJLreqに記述がないというのは難癖なので却下としたとしても、ここら辺の上下配置の参考資料を別
途何かまとめたものをリンクしておくか、なければちょろっと程度の簡単な参考資料としてまとめて
おいた方がいいのかな、とふと思ったところです。

Received on Friday, 4 December 2020 06:29:32 UTC