Re: JLReq Appendix A 文字クラス一覧での全角文字の扱い

漢字は X 0208 の最後のアップデートと X 0213 でかなりスッキリしましたよね。
それに対して記号は悩ましい点がてんこ盛り…

> 現在のAPLの枠組みでは、アドミニ的には難しそうですが、道筋だけでも付けた上で、calmly step downといきたいものです。

やることがなくなると退化しちゃいますよ。ずっとお願いしたいものです。 :)

木田

> 2020/06/12 10:30、KOBAYASHI Tatsuo(FAMILY Given) <tlk@kobysh.com>のメール:
> 
> 木田さま、敏さま、
> 小林龍生です。
> 
> 非漢字の問題は、文字符号屋にとっては、永遠のトラウマみたいなものでね。
> ASCIIや646、8859といった、7ビット8ビット系から、JIS X 0208(7ビット×2バイト)を経て、10646(16ビットもしくは31ビット)系に移行していく過程の矛盾を、そのまんま、引きずってしまっています。多くは、後方互換性維持のための必要悪のたぐいですが。
> 個人的な懺悔をすると、ぼく自身は、漢字の符号化にかまけて、非漢字問題からは敬して遠ざけていたような次第。
> 
> 木田さんと敏さんとのやりとりや、高見さん起源の村田さんの問題(非漢字の縦書き表記の乱れ)などを横目で見ていると、どうも、非漢字も抜本的に見直さなければならない時期に来ているのかなあ、と。
> 《電子化時代の正書法非漢字編----活版時代以前の書記技術も踏まえて 》といったことでしょうか。
> 現在のAPLの枠組みでは、アドミニ的には難しそうですが、道筋だけでも付けた上で、calmly step downといきたいものです。
> 
> 2020年6月12日(金) 10:03 Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp <mailto:binn@k.email.ne.jp>>:
> 木田泰夫 様
> みんさま
> 
>    小林敏です
> 
> この項のまえがきに“多くの実際の処理系では,……”という箇所でいいわけをしているので,直さないで,現行通りでいいように思います.
> 
> というのは,横組で使用するピリオドについては,JIS X 4051では,JIS X 0213の面区点番号と名前で示しています.JLReqも,これに従ったので,文字コードは002E,通用名称FULL STOPとなっているのです.(JIS X 0213では字幅は問題としていない.)
> 
> JIS X 4051では,JIS X 0213で説明しているので問題がでないが,
> JLReqではUCSとUCS名称を使っているので,問題になってしまっ
> た.つまり,002Eでは,実際には全角にならないので,例示ではFF
> 0Eで表示している.
> 
> ここで,2に直すと,以下でも同じ問題が出てきます.これも直さ
> ないといけないことになるかと思います.
>  コロン 003A →FF1A
>  セミコロン 003B →FF1B
>  コンマ 002C →FF0C
>  ( 0028 →FF08
>  ) 0029 →FF09
>  [ 005B →FF3B
>  ] 005D →FF3D
>  { 007B →FF5B
>  } 007D →FF5D
>  ! 0021 →FF01
>  ? 003F →FF1F
>  ~や?以下も同じ
> コーテーションマークはいいみたい.
> 
> 以上です.
> 
> 木田泰夫 さん wrote
> 
> > JLReq TFのみなさま、
> > 
> > Richard が、JLReq Appendix A 文字クラス一覧 CL-06 句点類 <https://w3c.github.io/jlreq/#cl-06 <https://w3c.github.io/jlreq/#cl-06>>のピリオドについて、実際に掲げられている文字が U+FF0E FULLWIDTH FULL STOP であるのに、示されている文字コードが U+002E、文字名が FULL STOP となっているのは間違いではないかとの指摘をしています。
> > 
> > https://github.com/w3c/jlreq/issues/185 <https://github.com/w3c/jlreq/issues/185> <https://github.com/w3c/jlreq/issues/185 <https://github.com/w3c/jlreq/issues/185>>
> > 
> > 
> > GitHub にあるように、下のような解決方法があることを示し、また #2 が良いのではないかとのこと。
> > 1. 文字コード・文字名に合わせて、例示文字を変える
> > 2. 例示文字に合わせて、文字コードと文字名を変える
> > 3. 文字コードと文字名を削除して、何らかの説明を入れる
> > 4. 欄を増やして、両方の文字を示す
> > 
> > 
> > 私もここは前から疑問に思っていたところなのですが、小林さん、敏先生、またその他の方々、いかがでしょう?
> > 
> > 木田
> 
> ―――――――――――――――――――――
>  小林 敏(toshi)  2020年 6月12日
>  e-mail: binn@k.email.ne.jp <mailto:binn@k.email.ne.jp>
> ―――――――――――――――――――――
> 
> 
> 
> -- 
> KOBAYASHI Tatsuo(小林龍生)
> Scholex Co., Ltd. Yokohama
> homepage) http://kobysh.com/ <http://www.kobysh.com/tlk/>

Received on Friday, 12 June 2020 05:17:14 UTC