- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Sun, 10 May 2020 04:19:43 +0000
- To: 木田泰夫 <kida@mac.com>, public-i18n-japanese@w3.org
木田泰夫 様 小林敏です とりあえず,以下の問題 U+FF02, U+FF07は,JIS X 0213に含まれていますか,たしか, いないと思いますが,というのは, JIS X 4051の適用範囲の説明では,“JIS X 0201,JIS X 0208,JIS X 0212,JIS X 0213 及びJIS X 0221-1に規定される図形文字を 対象とする……”となっていますが,各文字クラスに含まれる文字に ついては,規格書の附属書1(規定)で示しています.ですが,前 述の適用範囲の説明とは異なり,附属書1ではJIS X 0213との対応 しか示していません.JLReqでも,これにならっています.その為 だと思います.このようにした議論はあまりされなかったと記憶し ていますが,JIS X 0213の範囲まで考えればいいだろう,といった 程度だったと思います. ついでに,行の分割について 私のメーラーは,データの保存の問題もあり,WZ(v.5)という古 いメーラーを使用しています.このメーラーでは,設定した字数で 自動的に改行記号が挿入されます.挿入される位置には制限はない ようです. 以上です. 木田泰夫 さん wrote > 表を見ていて今更ながら気がついたのですが、一番普通に使われるかもしれない、左右を区別しないクォーテーションマーク、ASCII の範囲にある U+0022, U+0027、及びその全角版の U+FF02, U+FF07 が JLReq の文字クラスにありません。U+FF02 は JLReq の文の中にも多数使われています。 > > 敏先生、どうしてこれらの文字が JLReq の文字セットに無いのか、経緯はご存知ですか? ――――――――――――――――――――― 小林 敏(toshi) 2020年 5月10日 e-mail: binn@k.email.ne.jp ―――――――――――――――――――――
Received on Sunday, 10 May 2020 04:19:43 UTC