Re: 和欧文間の空き or Segment Break Transformation Rules

木田泰夫 様

   小林敏です

とりあえず,以下の問題

U+FF02, U+FF07は,JIS X 0213に含まれていますか,たしか,
いないと思いますが,というのは,

JIS X 4051の適用範囲の説明では,“JIS X 0201,JIS X 0208,JIS
 X 0212,JIS X 0213 及びJIS X 0221-1に規定される図形文字を
対象とする……”となっていますが,各文字クラスに含まれる文字に
ついては,規格書の附属書1(規定)で示しています.ですが,前
述の適用範囲の説明とは異なり,附属書1ではJIS X 0213との対応
しか示していません.JLReqでも,これにならっています.その為
だと思います.このようにした議論はあまりされなかったと記憶し
ていますが,JIS X 0213の範囲まで考えればいいだろう,といった
程度だったと思います.

ついでに,行の分割について
私のメーラーは,データの保存の問題もあり,WZ(v.5)という古
いメーラーを使用しています.このメーラーでは,設定した字数で
自動的に改行記号が挿入されます.挿入される位置には制限はない
ようです.

以上です.

木田泰夫 さん wrote

> 表を見ていて今更ながら気がついたのですが、一番普通に使われるかもしれない、左右を区別しないクォーテーションマーク、ASCII の範囲にある U+0022, U+0027、及びその全角版の U+FF02, U+FF07 が JLReq の文字クラスにありません。U+FF02 は JLReq の文の中にも多数使われています。
> 
> 敏先生、どうしてこれらの文字が JLReq の文字セットに無いのか、経緯はご存知ですか?

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 小林 敏(toshi)  2020年 5月10日
 e-mail: binn@k.email.ne.jp
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Received on Sunday, 10 May 2020 04:19:43 UTC