- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Fri, 17 Apr 2020 11:42:50 +0000
- To: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Cc: "public-i18n-japanese@w3.org" <public-i18n-japanese@w3.org>
Received on Friday, 17 April 2020 11:42:50 UTC
木田泰夫 様 みなさま 小林敏です たびたびで,すいません. 報告書の63ページに“親文字からのルビのはみ出し”の注記と“ルビ 処理の矛盾例”では,内容がだぶっており,この注記を合併して,以 下のようにしたいと思います. 先頭の本文の直し また,ある要求事項を組版で実現しようとすると矛盾が出てしまう 例もある(後述の注の“親文字からのルビのはみ出し”参照). 親文字からのルビのはみ出しの注 親文字からのルビのはみ出し できるだけ字間を空けないということから,親文字からはみ出したルビを漢字には掛けないが,仮名には掛ける,とした場合,前後が仮名の場合はよいとしても,親文字の前が仮名で,後ろが漢字といったときに,ルビ文字の字数によっては見た目のバランスを壊す場合も出てくる(モノルビの例を図1に示す,上側が漢字には掛けないが,仮名に掛けるとした方針で処理した例).グループルビでも,同様である(図2参照).こうした場合,活字組版では個別箇所のケースに応じて配置位置を工夫していた. また,ルビ文字が片仮名の場合は,単語としてのまとまりがあり, 前後の仮名にも掛けないという考え方をする出版社もあった.この 場合も,ルビの字数によっては,仮名にも掛けないとした方が見た 目のバランスはよいであろう(図3参照,下側が仮名に掛けないと した方針で処理した例). 添付ファイル名:はみ出し例.zip(図は3点) 内容:はみ出し1a.svg はみ出し2a.svg はみ出し3a.svg 以上,ご検討ください. 木田泰夫 さん wrote > > ルビ処理の矛盾例 > > これ、とても良い情報だと思います。「1 簡便な配置ルールで考慮した事項」かそのほかの適切な場所に入れるのはいかがでしょうか? > ――――――――――――――――――――― 小林 敏(toshi) 2020年 4月17日 e-mail: binn@k.email.ne.jp ―――――――――――――――――――――
Received on Friday, 17 April 2020 11:42:50 UTC