- From: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Date: Fri, 17 Apr 2020 15:28:28 +0900
- To: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Cc: "public-i18n-japanese@w3.org" <public-i18n-japanese@w3.org>
敏先生、 両側ルビの行間の記述、ありがとうございます。JLReq 的に複数の方法を示していただいていますが、序文に書かれたように、一つに絞って書くということは可能でしょうか? とは言っても、(1) の場合 html を最後まで読まないとレンダリングが始められないことになりますね(既にそもそもそうだったりします? > 詳しい方)。 (2) と (3) は考え方は違っても、見かけの差は少ないという理解で正しいですか? (4) は (1) の影響が段落内に収まる場合ですね。 木田 > 2020/04/16 19:35、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール: > > 木田泰夫 様 > > 小林敏です > > 両側に付くルビの行間の問題,修正いたしました. > > 両側ルビと行間 両側にルビを付けた行が重なると,行間の設定に > よっては,隣り同士の行のルビが重なるケースが出る.これは避け > ないといけない.以下のような方法が考えられる. > (1)あらかじめ隣り同士のルビ文字が重ならないように,文書全 > 体の行間を設定しておく. > (2)重なりが発生した該当する行間だけを広げて,ルビが重なら > ないようにする.この場合,重なった前の行のルビと,後ろのルビ > が重ならないだけでなく,例えば,その間は本文文字サイズの四分 > は空けるとする方法も行われていた. > (3)該当する行間ではなく,両側にルビの付いた行そのものを複 > 数の行の領域に配置する.両側にルビの付いた行を,例えば,2行 > 分のスペース(2行ドリ)とする. > (4)重なりが発生した行間だけではなく,該当する段落全体の行 > 間を広げて,ルビが重ならないようにする. > なお,活字組版では,ルビが多く付く,あるいはルビと共に注の合 > 印などが多く入る場合は(1)の方法,ルビが少ない場合は(2) > 又は(3)の方法がとられていた. > > 以上,ご検討ください. > > ————————————————————— > 小林 敏(toshi) 2020年 4月16日 > e-mail: binn@k.email.ne.jp > —————————————————————
Received on Friday, 17 April 2020 06:28:44 UTC