- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Thu, 16 Apr 2020 10:35:22 +0000
- To: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Cc: "public-i18n-japanese@w3.org" <public-i18n-japanese@w3.org>
木田泰夫 様 小林敏です 両側に付くルビの行間の問題,修正いたしました. 両側ルビと行間 両側にルビを付けた行が重なると,行間の設定に よっては,隣り同士の行のルビが重なるケースが出る.これは避け ないといけない.以下のような方法が考えられる. (1)あらかじめ隣り同士のルビ文字が重ならないように,文書全 体の行間を設定しておく. (2)重なりが発生した該当する行間だけを広げて,ルビが重なら ないようにする.この場合,重なった前の行のルビと,後ろのルビ が重ならないだけでなく,例えば,その間は本文文字サイズの四分 は空けるとする方法も行われていた. (3)該当する行間ではなく,両側にルビの付いた行そのものを複 数の行の領域に配置する.両側にルビの付いた行を,例えば,2行 分のスペース(2行ドリ)とする. (4)重なりが発生した行間だけではなく,該当する段落全体の行 間を広げて,ルビが重ならないようにする. なお,活字組版では,ルビが多く付く,あるいはルビと共に注の合 印などが多く入る場合は(1)の方法,ルビが少ない場合は(2) 又は(3)の方法がとられていた. 以上,ご検討ください. ――――――――――――――――――――― 小林 敏(toshi) 2020年 4月16日 e-mail: binn@k.email.ne.jp ―――――――――――――――――――――
Received on Thursday, 16 April 2020 10:35:22 UTC