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- Date: Mon, 06 Sep 2021 00:54:55 +0000
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ぼくは、やはり、マンガの吹き出しの中での使い方に関心があるようで。。。 メーリングリストに投げたものの一部を、再掲しておきますね。 「びっくりした〜」的な表記は、たぶん、マンガの吹き出しに写植(ネームと言っていました)を貼って、1ページ分の凸版やオフセットのために、写真取りをして製版していたのが、一般の印刷物にも波及していったのではないか、と。 転んで、石に頭をぶつけたときとかの「◎△×?‼〜」とか。マンガ家が鉛筆で書き込んだネーム(大抵は、原稿にペン入れする前に)を、編集者がコピーして、写植屋さんにバラ打ちしておいてもらって、原稿が完成したら貼り込んでもらう。 このバラ打ちの時に、オペレーターが適当な(形が似ている)写植を文字盤から拾ってきていたわけで 40年も前の、ドラエモン時代の話。 ぼくが編集者だったころは、マンガの吹き出しは完全に写植になっていましたが、吹き出しの外側では、結構手書き文字もあってね。木田さんが大好きな、《あ+゜》みたいな字も、手書き文字から来ているような。写植での切り貼りも結構やっていました。ぼく自身も、切羽詰まってやったことがあります。原稿の仕上げが遅いマンガ家の仕事場に、バラウチした写植を持ち込んで、ネーム貼りをやったことこありましたね。 そのころ写研からもらった写植印画紙専用のハサミは、今でも愛用しています。 ガラ刷りが出て、ガラ稿で誤植を見つけると、凸版(鉛版と言っていました)に穴を開けて活字をはめ込んだり(象眼)ね。 吹き出しの仮名文字はアンチック体なのに、象眼した部分はゴチックで、ミスの修正が見え見え。 どうも、そんな過渡期の記号類の使い方が、定着してしまって、いまに至っているような。 -- GitHub Notification of comment by tlk714 Please view or discuss this issue at https://github.com/w3c/jlreq/issues/298#issuecomment-913263257 using your GitHub account -- Sent via github-notify-ml as configured in https://github.com/w3c/github-notify-ml-config
Received on Monday, 6 September 2021 00:54:57 UTC