- From: KobayashiToshi via GitHub <sysbot+gh@w3.org>
- Date: Fri, 09 Jul 2021 05:14:17 +0000
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>1 拗音・促音が問題になるのは,字面が小さいからですか? >違います。音韻にたどり着くことが難しいからです。 なぜ小書きだと音韻の認識が簡単でないのでしょうか? というのは,1986年に内閣内閣告示された“現代仮名遣い”の“前書き”では, “この仮名遣いは,語を現代語の音韻に従つて書き表すことを原則とし,一方, 表記の慣習を尊重して,一定の特例を設けるものである。”とあり,現代語の音 韻ではない例外があります.(引用した文中の“従つて”は小書きされていませ ん.) なお,例外は,拗音・促音だけでなく,長音や助詞の(は・を・へ),おおやけ (公)等の“お”の使用,片仮名表記の音引などがあります.これらも認識され にくいのでしょうか? 何を問題にしているかというと,“現代仮名遣い”に従い(従う必要がないとい う考えもありますが,常用漢字表にくらべ,従っている出版物は多いと思いま す)ということを前提とするならば,この例外は覚えるしかない,という考え方 もでてくる可能性があります. また,問題は,そうではなく,別の工夫を考えた方が望ましいということでしょ うか? かといって,小書きを使用しない“従つて”は,混乱を増すだけでしょ うが……. -- GitHub Notification of comment by KobayashiToshi Please view or discuss this issue at https://github.com/w3c/jlreq/issues/285#issuecomment-876919703 using your GitHub account -- Sent via github-notify-ml as configured in https://github.com/w3c/github-notify-ml-config
Received on Friday, 9 July 2021 05:14:30 UTC