- From: Suzumizaki-Kimikata <szmml@h12u.com>
- Date: Wed, 3 Mar 2010 08:58:38 +0900
- To: public-html-ig-jp@w3.org
鈴見咲です、お返事ありがとうございます。 On Tue, 2 Mar 2010 11:11:43 +0900 Masataka Yakura <myakura.web@gmail.com> wrote: > HTML5はTechnical Reportsですので、読むべきFAQが異なります。 > <http://www.w3.org/Consortium/Legal/IPR-FAQ-20000620#translate> > > この場合は、著者に許可を求める必要はありません。 失礼いたしました。Working DraftとかかれているものでもTechnical Reportsに は違いないのでそちらを参照すべきだったのですね。 > 「まったく不可能」というのが、すこしわかりません。 > 注意書きは、こうなっていますよね。 > > > あなたの投稿する文章はあなた自身によって書かれたものであるか、パブリック・ドメインかそれに類する自由なリソースからの複製であることを約束してください(詳細はHTML5_JP_IG:Copyrightsを参照)。あなたが著作権を保持していない作品を許諾なしに投稿してはいけません! > > > You are also promising us that you wrote this yourself, or copied it from a public domain or similar free resource (see HTML5_JP_IG:Copyrights for details). DO NOT SUBMIT COPYRIGHTED WORK WITHOUT PERMISSION! > > 「許諾なしに」(もしくは “WITHOUT > PERMISSION”)とありますから、承諾があれば問題なく投稿できるように読めます。w3c-translatorsに許可を求めるメールを投稿し、W3C > Document License に従い翻訳を行えばそれで済むのではと考えています。 > <http://www.w3.org/Consortium/Legal/2002/copyright-documents-20021231> はい、そうなんですが、その「許諾」は前段の『あなたの投稿する文章はあなた 自身によって書かれたものであるか、パブリック・ドメインかそれに類する自由 なリソースからの複製であることを約束してください(詳細は HTML5_JP_IG:Copyrightsを参照)。』を満たす必要があるのではないかと。 1) (その意図がないならば)そもそもそういう風に読めてしまうことが問題。 [[HTML5_JP_IG:Copyrights]]などがまだ書かれていないのでその内容次第とも言 えるかもしれません。逆に、このWikiの内容が必ずしもパブリックドメインでな いと[[HTML5_JP_IG:Copyrights]]に記すならば、上掲注意書きの方が内容的に今 より緩い表現でなくてはならないように思います。 たとえば、『あなたの投稿する文章はあなた自身によって書かれたものである か、パブリック・ドメインかそれに類する自由なリソースからの複製である 【か、何らかの条件の下に転載・翻訳などを許可された文章である】ことを約束 してください。』みたいな。 2) W3Cの文書の翻訳はパブリックドメイン・自由なリソースと言えるのか? 一般論として翻訳も著作物の改変または翻案に相当する、ということだったよう に思います。単に英語原文への参照が示されていることだけでなく、翻訳に当 たってW3Cの許可を得る必要があるという時点でオープンソース的な意味での自 由な、とは言い難いところがあります。 またW3Cの出す許諾はあくまでも条件つきのはずでしょうから、その意味でも自 由なリソースとは言い難いのではないでしょうか。 1)と2)はどちらか一方が解決できればさしあたりこの関係の心配はなくなりま す。 私が「まったく不可能」と述べたのは、自由なリソースではありえなさそうな W3C文書の翻訳は、現行の注意書きを字面通りに解釈すると投稿できないと考え たことによります。 -- Suzumizaki-Kimitaka <szmml@h12u.com> JPN: 鈴見咲 君高
Received on Tuesday, 2 March 2010 23:59:09 UTC