- From: Ishii Koji <kojiishi@gluesoft.co.jp>
- Date: Tue, 13 Jul 2010 01:16:26 -0400
- To: "MURATA Makoto (FAMILY Given)" <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>, "public-html-ig-jp@w3.org" <public-html-ig-jp@w3.org>
村田さん 申し訳ございません、例が悪く、かえって混乱させてしまったかもしれません。「青空文庫を縦書き表示」は、div単位で混在できるというだけのために示したつもりで、縦書きブロックの中は、もちろん縦書きCSSがない状態でそれっぽく作り出すため、テーブルやSPANの乱用になってしまっています。 HTML/CSSでは未実装なので例を出すとかえって混乱させてしまうかもしれません。再三で恐縮ですが、Wordでテキストボックスを入れた時をイメージしていただいた方が伝わりやすいかもしれません。Wordで本文を縦組みにすると全部変わってしまいますが、テキストボックスを入れると、テキストボックス単位で縦横を設定できます。この時、特定のテキストボックスを縦書きにして、段落のプロパティを表示して「左インデント」を設定すれば、上に空きができます。この「テキストボックス単位で左を上に解釈する」というのがdirectional-modeの役割となります。 概念としては、もともと提唱されていた論理プロパティと同じものと考えていただいて結構です。論理プロパティの設定方法、あるいは表記の仕方を二種類持ちましょう、というご提案になります。 一條さんもおっしゃられていましたが、論理プロパティは、物理プロパティとそれぞれ使い分けをする構造になっています。一方directional-modeは、要素に対して指定することで、その要素より内側にあるすべての要素のモードを変更する、フォント変更のような持続性のある設定方法になります。 個別指定と、モード指定の両方を持つことで、より広いシナリオに対応できるようになるのではないか、というのが趣旨であり、そういう意味では全く新しいご提案というよりは、論理プロパティの拡張と考えていただいても構いません。 私がもともと論理プロパティを正しく理解していなかったため、誤解およびご迷惑をおかけしてしまったのだと思います。申し訳ございませんでした。 -----Original Message----- From: public-html-ig-jp-request@w3.org [mailto:public-html-ig-jp-request@w3.org] On Behalf Of MURATA Makoto (FAMILY Given) Sent: Tuesday, July 13, 2010 1:33 PM To: public-html-ig-jp@w3.org Subject: Re: CSS の left/right/top/bottom と縦書きの関係について > そんなことはないと思いますよ。 > > HTML要素単位で指定ができますし、Wordや青空文庫を縦書き表示 > http://freefielder.jp/tate/aozorabunko.html > > でも同じ方法で混在させています。 > > 混在できない、とお考えになる理由をお聞かせいただけますか? > > 私には思いつかないのですが、いずれかになんらかの誤解があるかもしれません。 どうも、私は、どんな方式なのかを、まったく理解していないようです。この前、 村上さんと会って話を聞き、分かったつもりになっていましたが、竹取Webの 作り出すHTMLソース、「青空文庫を縦書き表示」作り出すHTMLソースを見て、 またまた分からなくなりました。 この二つのソースを見ると、一行一行がそれぞれ別の要素(spanやdiv)になって います。画面サイズやフォントの大きさに応じて、改行位置を変えるには、 またソースを自動生成するのですね?これは辛そう。 rotateのこともよく分かってませんが、これはboxなどの位置・大きさを決め終 えたあとで回転するのでしょうか。それとも、回転したあとで、位置・大きさを 決めるのでしょうか。marginやpaddingはいつ考慮されるのでしょうか。 -- 村田 真 <EB2M-MRT@asahi-net.or.jp>
Received on Tuesday, 13 July 2010 05:17:03 UTC