皆さま
これらの行間内のレイアウトの例を見ると、行間自体の重要性と一貫したリズムを保つ必要性が強く感じられます。また欧文組版やWEB組版と違うrequirement でしょうか。
—Nat
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From: KOBAYASHI Tatsuo(FAMILY Given) <tlk@kobysh.com>
Sent: Thursday, February 6, 2020 3:55:00 PM
To: MURATA Makoto <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>
Cc: JLReq TF <public-jlreq-admin@w3.org>
Subject: Re: 両側ルビのときの行間
村田さま、敏さま、
小林龍生です。
フム。遅かりし由良之助、ではありますが、激しく賛成。
ま、切腹には間に合ったわけですが。
2020年2月6日(木) 17:07 MURATA Makoto <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp<mailto:eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>>:
小林先生、
遅ればせながら、慶應義塾の図書館から
武川武雄著“日本古典文学の出版に関する覚
書”(日本エディタースクール出版部,1993年)
を借りてきました。冒頭から先生のお名前が
出てきますね。
この本は、組版の実例を分かりやすく示した
本ではありませんが、岩波の日本古典文学大系
に注ぎ込まれた研究成果、それを分かりやすく
するための本づくりのために払われた労力が
ひしひしと感じられます。
この本を読んでみて、コンピュータ技術をもつ
我々がすべきことは、昔の組版を再現すること
ではないとつくづく思いました。そんなことを
するのは、いろんな制約のなかでなんとか回答を
ひねり出した先人にたいして失礼です。コンピュータ
の利点を活用した情報表現手段の提供こそ目標とすべき
です。その意味で、アノテーションについての
Web技術がいつまでたっても成熟しないのは
我々の怠慢なんでしょう。
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Regards,
Makoto
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KOBAYASHI Tatsuo(小林龍生)
Scholex Co., Ltd. Yokohama
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