- From: KOBAYASHI Tatsuo(FAMILY Given) <tlk@kobysh.com>
- Date: Fri, 7 Feb 2020 08:55:00 +0900
- To: MURATA Makoto <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>
- Cc: JLReq TF <public-jlreq-admin@w3.org>
Received on Thursday, 6 February 2020 23:55:13 UTC
村田さま、敏さま、 小林龍生です。 フム。遅かりし由良之助、ではありますが、激しく賛成。 ま、切腹には間に合ったわけですが。 2020年2月6日(木) 17:07 MURATA Makoto <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>: > 小林先生、 > > 遅ればせながら、慶應義塾の図書館から > 武川武雄著“日本古典文学の出版に関する覚 > 書”(日本エディタースクール出版部,1993年) > を借りてきました。冒頭から先生のお名前が > 出てきますね。 > > この本は、組版の実例を分かりやすく示した > 本ではありませんが、岩波の日本古典文学大系 > に注ぎ込まれた研究成果、それを分かりやすく > するための本づくりのために払われた労力が > ひしひしと感じられます。 > > この本を読んでみて、コンピュータ技術をもつ > 我々がすべきことは、昔の組版を再現すること > ではないとつくづく思いました。そんなことを > するのは、いろんな制約のなかでなんとか回答を > ひねり出した先人にたいして失礼です。コンピュータ > の利点を活用した情報表現手段の提供こそ目標とすべき > です。その意味で、アノテーションについての > Web技術がいつまでたっても成熟しないのは > 我々の怠慢なんでしょう。 > > > -- > Regards, > Makoto > -- KOBAYASHI Tatsuo(小林龍生) Scholex Co., Ltd. Yokohama homepage) http://kobysh.com/ <http://www.kobysh.com/tlk/>
Received on Thursday, 6 February 2020 23:55:13 UTC