Re: 強調の方法

Urayama 様

 小林 敏 です.

浦山さんありがとうございます.

“強調の逆である補足”は,誤解を与える可能性があるので,表現を変えます.

 Urayama さんwrote

>法律文では文の区切りを示すために句点を打つのが常識で、それが丸括弧の中の一文であろうが、とにかく文の区切りとして句点を打つそうで、もし句点を打たなければ、その一文は後ろの丸括弧の前で終了せず、ずっと文が括弧を読み飛ばして、次の句点まで続くと解釈される、とのことでした。後ろの丸括弧の前に句点を入れるやり方は、法律関係だけの特殊な例ではないのでしょうか。

“後ろの丸括弧の前で終了せず、ずっと文が括弧を読み飛ばして、次の句点まで続くと解釈される”で,何が問題ですか.そう読まれてもいいのではとも思いますが,それはさておき,

法律やJISの文書では,たとえば,JIS 4051の例を示すと,
さすが,以下は入れない.
 表5(48 ページ)の空き量を
 読点“、”[表4(47 ページ)参照]。

しかし,以下は入れている(こうしろというので入れてある).
 割注行(これを長い割注行という。)の長さ。

これらの方式もあることはそうだと思いますが,一般の書籍等では,この形式のものはほとんどないのでは,という点,また,句点を入れる理由がよくわからない,という判断で,無視したということです.

そういう形式もあるが,という言い方はできるが,できればしたくないというのが私の考えです.

括弧内の句点の問題に言及するかどうかという点を含めて,編集会議で議論しましょう.

Received on Friday, 22 August 2025 03:11:17 UTC