- From: Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>
- Date: Fri, 25 Jul 2025 07:03:41 +0000
- To: "tajima@sanyosha.co.jp" <tajima@sanyosha.co.jp>, Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- CC: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
各位 (メーリングリストの調子が悪かったので、再送します。また、文中「ラテン文字またはアラビア数字以外の文字が用いられる可能性も無いとは言えず」、書いたのは、特に記号類で縦中横で用いることが便利な場合がないとはいえず、そういう事例を我々が未発見であったとしても、完全に無いとは言い切れないため、文字種は限定しない、ただし、主な用途について言及すべき、と言う意図でした。) 縦中横について私の考えを述べます。 縦組みの行中に横組みの短い一行を挿入する場合がある。このような組み方を縦中横と呼ぶが、多くの場合、2–3桁の短い複数桁数のアラビア数字で表した数、またはFBIのような頭字語を含むラテン文字を用いた略語、またはkmのような単位名を縦組みの中に、短い一行を組んで挿入する場合に用いられる。この縦中横の行の左右中心は縦組みの行のボディの左右中心に揃える。行間の空白に縦中横の文字が侵食し過ぎると読みやすさを損ねるため、通常は半角のラテン文字またはアラビア数字だけを用いるが、プロポーショナルのラテン文字またはアラビア数字が用いられる場合もある。ただし、ラテン文字またはアラビア数字以外の文字が用いられる可能性も無いとは言えず、縦中横に用いることのできる文字の種類は限定すべきではない。 というわけで、私の考えは、 > A案:文字種は限定しない になりますが、いかがでしょうか。 山本太郎 -----Original Message----- From: tajima@sanyosha.co.jp <tajima@sanyosha.co.jp> Sent: Friday, July 25, 2025 3:23 PM To: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp> Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org> Subject: Re: 縦中横の文字種 EXTERNAL: Use caution when clicking on links or opening attachments. 小林 敏さま みなさま 基本B案でよいのかなと思うのですが、数字やアルファベットの後に小数点が入るパターンはあるので記号類は考慮した方が良さそうです。ピリオド以外に何かありますかねえ。 > 2025/07/25 8:33、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール: > > みなさま > > 小林 敏 です. > > 8月6日の編集会議のテーマの1つは縦中横です.縦中横ができる文字種について,あらかじめメールで検討しておいた方がよいかなと思いました. > > A案:文字種は限定しない > B案:アラビア数字,ラテン文字に限定する.(ここでいうアラビア数字,ラテン文字は全角ではなく,プロポーショナルな文字です) > C案:横組にするスクリプトに含まれる文字 > > 縦中横処理を最初に行ったのはSAPCOLだと思います.この時には,縦組において,見出しなどを横組にして掲げるために開発された処理法であった.雑誌などに多い.新聞の横見出しのようなものです.これを考えればA案となる. > > 今日における縦中横の使用状況は,行中に挿入されるアラビア数字であり,次に多いのがラテン文字です.実際のアプリケーション処理でも,縦中横処理は全角文字を処理しないのではないかな? これが現実であり,それにだけ対応すればよいと考えればB案. > > B案を拡張して一般化すればC案 > > 皆様,どう考えますか? 私はB案またはC案でよいと思っている. > >
Received on Friday, 25 July 2025 07:03:47 UTC