- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Mon, 07 Jul 2025 13:31:18 +0900
- To: 津田 昭 / Akira Tsuda <Akira.Tsuda@monotype.com>, Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>, Yasuo Kida <kida@mac.com>, JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
- Cc: 浦山毅 <urara2116@gmail.com>
津田 昭 様 小林 敏 です. ありがとうございます.たいへん参考になります.ところで,何点か,教えてください. 津田 昭 / Akira Tsuda さんwrote >>問題はラテン文字ではどうなるか > >弊社の筑紫明朝の文字gの各データ値は添付ファイルのようになります。 >プロポーショナル欧文がU+0067、全角欧文がU+FF47です。 >デザイン時に使用される仮想ボディが赤茶色の枠になります。 >弊社では、アセンダ880に設定されていますので、上から880の位置にベースラインが引かれます。 仮想ボディの値が“1000”となっていますが,これはあくまでデザインのためのデータか,それともフォントも,この値を持っているのか. つまり,ボディの高さ(文字の高さ)の値について,各文字は持っており,文字を配置する際に,この値が参照できるのか,どうか,という問題です. これは,U+0067もU+FF47も,同じですか? >全角欧文にはVORGに701が設定されています。 >したがって、U+FF47の右側の図のように上から701の位置を原点として、グリフが描画されることで、縦書き時に、仮想ボディの真ん中にgが描画されます。 これはアプリケーションの問題かもしれませんが,縦組の場合,デフォルトでVORGがまず参照されるのでしょうか,それとも異体字かなにかで,選択が必要になるでしょうか? >これに対して、プロポーショナル欧文のg(U+0067)の下部はデザイン時に設定する仮想ボディの外側にはみ出ており、VORGも未定義になっていますので、縦書き時にはVORGのdefaultVertOriginY=880が使用されます。つまり横書き時と同じ位置で描画されます。 >したがって、アプリケーション側で特別な処理を行わない限り、gの下部は次の文字に重なる可能性があります。 > >Monotype 津田
Received on Monday, 7 July 2025 04:32:50 UTC