Re: 3章と4章(ルビ)のドラフト

木田泰夫 様
みなさま

 小林 敏 です.

  木田泰夫 さんwrote

>全体的な書き方に関するコメントです。
>
>1. デジタルの組版を、デジタルしか知らない人に向けて、金属活字や写真植字やJLReqとの対比でない書き方で、記述したいと思っています。今から15年、20年先の読者を考えると、対比はもはや意味をなさなくなって行くと考えるからです。

>部分によっては、現在なぜそうなっているかを理解するための背景知識として有用な場合もあるかと思います。その場合でも、まずあくまでもデジタルありきで記述し、背景知識として、前の技術を補足的に説明するのはどうでしょう。

うーん,一般的には理解できますが,具体的にどんなところですか.そして,どのような説明をすればいいのかな.また,JLReqも,デジタルが前提であり,その一つだと思うんですが.

また,これとは,ちょっと話が変わりますが,デジタルは,原則として写植モデルだと思うんです.原点があり,後は移動距離だけの処理です.でも,これで説明するのは,けっこう面倒です.活版モデルの方が見た目で説明できるので,分かりやすいということもあります.

Githubの“メモ1 日本語組版のモデル”に少し事情を書いておきました.
https://github.com/w3c/jlreq-d/issues/2


>また、JLReqとの違いについては、それらはどこかにまとめてあると有用だと思いますので、専用の章か節を作るのはどうでしょう。

“3.1 日本語デジタルテキストの組版処理”の“JLReqでは,……”以下を削除するということであれば,それはそれでかまいせん.注にしてもよいです.

>2. 用語に、英語、特にCSSの記述に使われている言葉がある場合、それを添えて書いていただけると助かります。例えば少々ズレがあるかもしれませんが、「アキ組みと詰め組(均等詰め)」は「レタースペーシング」や「トラッキング」、「詰め組(字面詰め)」は「カーニング」でしょうか。日本語の用語と英語の用語で意味がずれている場合には、組版規則を記述する上で不自然にならないなら、ですが、英語の用語をベースに記述できればと思います。「行頭禁則」と英語にもあるコンセプトである「分離禁止」もその例かもしれません。こうしたい理由は、英語で理解するバリアを減らしたいからです。

わかる範囲でそういたしますし,指摘いただければ,そういたします.もっとも,現時点では,基本的にJLReqの用語を踏襲しています.それに追加する用語は多くはないかなとも思っています.
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>意味の同じ用語の場合には、英語版では英語の用語をそのまま使えます。日本語版では、むしろ英語での用語に慣れている人もいますから、両方を書くことでわかりやすくなるかもしれません。

まあ,それは,公開するドキュメントでどうするか,先の問題かなということで,現時点では,どう内容を固めるかを主に考えています.でも,気づいたところは,現時点から取り込んでいきましょう.

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>相当する単語がない場合は、英語版においてその用語を作る必要があります。JLReq当時の「ルビ」がその例でしょう。
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>木田

Received on Saturday, 6 July 2024 07:31:17 UTC