Re: 手で書くこととデジタルに書くことの違い

山本さん、

おっしゃる通りかと。日常とプロ用では要求されることがかなり違いますね。
UI は異なりますが、下支えするソフトウェアが、正しい使い方を認識すべきという点では同じですね。

> 「FORTRANで、DO I = 1, 100とすべきところをDO I = 1.100と書き間違ったからMercuryロケットが違う方向に飛んで行ってしまった」

FORTRAN の書き方は私の中で化石化してしまっていますが、カンマを数字の中に許すんですか? もしそうならその点こそが問題ですよね。間違いを生みやすい。:D

木田

> 2024/02/02 9:19、Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>のメール:
> 
> 木田さん
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> ご返信いただきありがとうございます。
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> より一般的なユーザーにとっては、そもそも、表示してくれたからって、数多あるダッシュ類を、空白類を、また柿と杮の違いを、正しく選べる・選びたいかというと、そんなことないわけです。
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> 日常的なメールやメッセンジャーのような用途では、文脈を自動的に判定して自動的に直してくれたりする機能が有効でしょうし、喧しいUIは邪魔なだけですね。まったく同意します。
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> 他方で、論文を書いたり、出版される記事や書籍の原稿を書く場合には、著者や編集者は、形が似ている記号類、ダッシュやスペースについては、正確にどの文字が使われているかが検知できて正しい文字を明示的に選択できる、あるいは明示的な選択がすべてのインスタンスについてなされていない段階で保存しようとすると、警告してそのままにしてOKかどうか尋ねるなどの支援機能があっても良いかもしえません。
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> 前者の場合には自動判別がポイントになりますが、後者の場合には、判別の最終決定権を書き手・使い手から奪わない、勝手に判断しないことがポイントになると思います。両者の場合で、この対応が正反対になるのが興味深いと思います。
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> ただ、上記の二つの異なる状況の判断を誤らないことが、次に重要になってきますね。状況判断を誤ると、有名な都市伝説の「FORTRANで、DO I = 1, 100とすべきところをDO I = 1.100と書き間違ったからMercuryロケットが違う方向に飛んで行ってしまった」(実際にはこのバグは事前に発見されて訂正されたそうですが)と同じような事故につながりますから。
> 
> 山本太郎

Received on Tuesday, 6 February 2024 00:32:48 UTC