- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Wed, 19 Jun 2024 18:17:11 +0900
- To: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
Taro Yamamoto 様 みなさま 小林 敏 です. Taro Yamamoto さんwrote >Adobe-Japan1のグリフ集合に基づいたフォントの場合には、JIS 2004の例示字形に基づいた字形を持つフォントは、慣例的にフォント名の末尾に”N”を付けている場合が多くあります。例えば、「小塚明朝 Pr6N R」というように。なお、JIS X 2004で例示字形が変更された文字の範囲内で、Adobe-Japan1が含むグリフの内で、JIS 2004(つまりフォント名の末尾に"N"が付いたフォント)とJIS 90対応フォントのグリフとの間で異なるグリフとして区別される数は168に上っています。参考まで。 ということは,だんだん“表外漢字字体表”に示されている字体に変わっていくということでしょう.“表外漢字字体表”の効果は,それなりに出ているということのようですね. 言語の揺れなり,混乱は,常にあることですが,“当用漢字字体表”が制定されても,その字体の採用,定着は,けっこう時間がかかりました.そして,結局は,“当用漢字字体表”(けっこう異論も多かった)も,内閣訓令告示だったのですが,それに,ほぼ従って今日の出版物は作られているのが現状です.
Received on Wednesday, 19 June 2024 09:17:37 UTC