Re: 読み上げると区別のつかない熟語

みなさま

普通には読めない漢字の読みの例として、明治期以前の文書などで出てくる和文に混じった漢文(漢文訓読体)の戻り読みがあるかなと思っています。わかりやすいところだと地名の「不忍池」の「しのばず」のようなものです(参考:http://negadaikon.jp/learningguide/howtoread/)。これはルビをつけるにしてもグループルビにならざるを得ないはずです。読み上げにはAI等で事前にインデックスを作っておく必要はありそうです。


> 2024/04/09 14:52、MURATA Makoto <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>のメール:
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> 2024年4月9日(火) 10:03 木田泰夫 <kida@mac.com <mailto:kida@mac.com>>:
>> なるほど、詳細読み、思い出しました。ありがとうございます。
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>> 詳細読みまで行かなくても、例えば「私立」は会話に出てきたら「わたくしりつ」と言うことが多いかと思いますし、また「七月」を言うときに「一月」との混同を避けるために必ずしも正しくはない「なながつ」を使うことがあるなど、会話での工夫ってありますよね。そういう、普通の人の日常にも役にたつ賢い読み上げ。昨今のAI技術を使えば十分可能そうですね。
>> 
> 
> これは面白いですね。いま、詳細読みは、意味が取れないときの最後の手段として用いられています。一文字ずつ確認していくので、とても時間がかかるので、最後の手段なわけです。最初から、賢い読み上げをすれば時間が大幅に省けるはずですね。
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> 村田 真
>  
>> 木田
>> 
>>> 2024/04/09 9:52、MURATA Makoto <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp <mailto:eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>>のメール:
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>>> 木田さん、
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>>> 詳細読みというのがあります。一文字ずつ読んでいきますし、どの字か正確に解るように読みます。市道だったら、しやくしょのしとか読むはずです。あるいは偏が何で旁が何だとか。詳細読み用の辞書もいくつか公開されているはずです。
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>>> DAISY教科書での詳細読みは見たことがありません。音訓表に拘束されるし、読み仮名以外ルビはみなパーレンにするからでしょう。
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>>> Regards,
>>> Makoto
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>>> 2024年4月9日(火) 午前9:34 木田泰夫 <kida@mac.com <mailto:kida@mac.com>>:
>>>> 村田さん、
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>>>> 今日ニュースを読んでいたら、タイトルのような文がありました。同音異義語はたくさんありますが、この例は意味の中心にそのような熟語が二つ並ぶ珍しい例かと。こんな場合って、daisy教科書などではどうされるんですか?
>>>> 
>>>> 「花見小路は市道だが、一本入った狭い脇道は大半が私道。」
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>>>> 代替の読みを示すルビの登場ですかね。「私道」に対して「わたくしのみち」みたいな。
>>>> 
>>>> 木田
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> Regards,
> Makoto

Received on Tuesday, 9 April 2024 07:16:47 UTC