- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Tue, 17 Oct 2023 13:59:29 +0900
- To: Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>, 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Cc: 下農 <atsushi@w3.org>, JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
みなさま 小林 敏 です. Taro Yamamoto さんwrote >引用されたNetflixのページを読むとitalicizeという言葉は使われていますが、slantとかobliqueという言葉は使われていないようです。ですから、それは「斜体」ではありません。 という山本さんの指摘は,その通りで,それ以下の説明も,まさにその通りだと思います. 木田泰夫 さんwrote >> italic の指示があったら日本語に対してはこうすべき、という結論が出せそうなら議論の価値は大きいと思います。 Taro Yamamoto さんwrote >正答がない問題ですので、結論は出せないと思います。ただ、逆に、「日本語にはイタリック体が存在しないので、italicの指示は無視してもよいが、日本語でも用いられる圏点、傍線、太字、色分け、斜体などの他の方法で視覚的な差異化を図ってもよい。」ということは言えるかもしれません。 山本さんのいうように,確定的ではありませんが,ある程度のことは言えるかもしれません. jlreq-dの“強調の方法”のところに,少し書いておきましたが,英語のitalicを日本語でどうするということが主ではないので,italicの強調は日本語では主にこうしている,文献の書籍ではこうしているということをちょっと触れただけ.文献では,雑誌,雑誌論文,論文集の中の一論文など,詳しく書かないといけない.また,英語でitalicにする例は,強調や文献以外にも,いろいろあるので,それとの対応ということでは,それなりにくわしく書かないといけない.それもある程度は可能ではないかな. 追記:今読んでいる,大治朋子著“人を動かすナラティブ なぜ、あの「語り」に惑わされるのか”(毎日新聞出版,2023.6)の日本語表記の参考文献で斜体を使用している.とても読みにくい.
Received on Tuesday, 17 October 2023 06:43:29 UTC