- From: Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>
- Date: Wed, 4 Oct 2023 07:34:50 +0000
- To: Masaya Kobatake <kobatake@dynacw.co.jp>, "public-i18n-japanese@w3.org" <public-i18n-japanese@w3.org>
各位、 もう一点コメントを追加します。 > ここですが、「古活字版」を検索してみると、確かに嵯峨本のようなプロポー > ショナルなものもありますが、明らかに等幅のものもありますので、西洋式の活 > 版印刷術が等幅の始まり、とは言えないのではないでしょうか? 私は、「等幅」あるいは一見「等幅」に見えるような文字の配列が、西洋式の活版印刷導入以前には日本や中国にはなかった、ということを主張しているのではありません。 現代のタイポグラフィの意味において「等幅」である文字の組み方は、(日本における)「鋳造金属活字を用いた西洋式の活版印刷術から継承されてきた文字設計の特徴」であって、書写や鋳造活字を用いずに印刷された刊本の伝統から、直接継承されたものではない。という点を述べているのです。 山本
Received on Wednesday, 4 October 2023 07:35:02 UTC