- From: Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>
- Date: Mon, 11 Sep 2023 06:19:49 +0000
- To: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>, 木田泰夫 <kida@mac.com>
- CC: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
木田さん、小林さん、 (もう少しコメントいたします)。 >自動で何の何倍なのかを見つけ出すのは大変そうですね。典型的な場合には単一スタイルであって簡単そうに見えますが、どうも一般化するのが難しい。 InDesignのフレームグリッドのようなメカニズムが利用可能な場合には、その属性を参照することになります。(Webでもグリッドが提案されていたと記憶しますが。)グリッドの役割は、与えられた字送り量と行送り量を基に、行長を文字サイズと字送りの整数倍で規定し、指定された全角仮想ボディのどれかの辺を基準とする指定位置(x, y)に正確にグリッド先頭行を配置し、常に指定された均等の行送り量となるように各行の位置を定めることにあると思います。均等に詰めたり空けたりする場合でも、字送り量が変化するだけで、行長は字送り量 x(一行あたりの文字数 – 1)+ 文字サイズで決まります。 行の配置について、グリッドのメカニズムが使えない場合には、そのパラグラフが帰属する要素の文字サイズ又は字送り量の属性を参照することになるのではないでしょうか。また、パラグラフ中に異なる大きさのグリフが混在する場合でも、やはりその要素の属性をそのまま参照するか、それができない場合には、段落先頭のグリフの属性を参照することになるでしょうか。(I believe Nat may have more correct ideas about this point). 回り込みについては、おそらく回り込むべきオブジェクトの寸法自体は文字サイズの整数倍で指定される必然性がないため、欧文が挿入される場合と同じように、そのオブジェクトと文字との境界の行方向の位置は、文字サイズの整数倍によって制約されないと、考えられているのではないかと予想します。これについてもNatが詳しいでしょう。(Nat, if could share any hints you may have with us all, I would be most appreciative.) 山本太郎
Received on Monday, 11 September 2023 06:19:59 UTC